実に2年半ぶりにiPhoneを買い替えました。
これまで利用していたのはiPhone6。当日利用していたiPhone5sが壊れてしまい、仕方なく携帯ショップで切り替えたもの。
最初はiPhonr5sより一回り大きくなったその画面サイズに戸惑ったものの、使い始めてみれば大画面によりネットブラウジングも快適だし、それまで使いづらかった地図アプリも快適に利用できました。
また、カメラも当時のスマートホンのものとしては超綺麗で初めて写真を撮影した時の美しさへの感動は今でも覚えています。
それから2年半。デジタルデバイスの立ち位置が大きく変わったように思います。
当時のスマートホンは、
ネットサーフィン+便利アプリ+画素数の高いカメラ
くらいが主な利用用途だったと思います。要は、パソコンとカメラの代替機能とそこそこのレベルで備えていたデバイスだったと思います。
それが今ではパソコン、カメラそれぞれと同等の性能に加えて、電子決済機能などをさらなる付加価値が利用できるようになりました。
iPhone6で困ることはないけれど、新しいiPhoneでできることで自分の生活が広がることを考えると、このタイミングで買い換えるというのも十分納得できる決断だと感じるようになり、iPhone8Plusへの購入に至ったのです。
iPhone8 Plus購入の決め手。iPhone6との比較。
まだiPhone6もバリバリ元気でしたが、このタイミングでiPhone8Plusを購入するに至った主なポイントは以下の3点。
高性能なカメラが欲しかった
一つ目は高性能なスマホカメラが欲しかったこと。
実は既にNikonの一眼レフを持っているのですが、これを普段の生活やちょっとした小旅行で持ち歩くと荷物としてだいぶかさばるのです。街なかで偶然出会った風景や食べ物、人物を撮影することを想定した時に、このカメラは“タスキに長し“でありまして、結局ほとんど利用する機会がありませんでした。
一方で、iPhone6の“カメラは帯に短し“といった印象。明るい昼間の街なかを撮影するには十分なのですが、少し暗い部屋の中で撮影するとレンズの明るさが足りず露出が高すぎるか、または一部しか見えない写真ができあがります。食事を撮影しても、全体のっぺりとなってしまうことも少なくありませんでした。
そして、見つけたのがiPhone8Plus。別に細かいレビュー記事を書こうと思いますが、明るいレンズとポートレイトモードの搭載はブログでの写真紹介であれば、もうこれで十分なんじゃないかと思うほど完成されたカメラ性能だと感じました。
ちょうどこのサイト以外にもグルメブログでもしたいなぁと思っていた所でしたので、iPhone6は引退させることにしました。
モバイルSuicaを利用したかった
iPhone7から利用できるようになったモバイルSuica。最近では東海道新幹線でも利用できるようになり、また便利になりました。
鉄道はもちろんのこと、小さな買い物の8割はSuicaで支払いをする私にとって、iPhoneにSuicaが搭載されていることは超便利です。
スーツを来ている時には、リュックから毎回財布を取り出していたのですが、これがポケットからサッと出せるようになり、休日も財布一つでコンビニに行けるようになります。コレは本当に楽。
SIMフリースマートフォンが欲しかった
海外旅行が好きな私にとって、ずっと欲しかったSIMフリースマートフォン。
SIMロックが解除できるようになったのはiPhone6s以降。その直前に販売されたiPhone6ユーザーはいつまで経っても、SIMロックの解除ができませんでした。
そのため、これまではSIM下駄を利用して、擬似的にSIMロックの解除をしていましたが、様々な制限を受けてきました。
今回購入したのはSIMフリー版のiPhone。通信事業者を選ばず、また主要海外でLTE通信が可能になります。
この頃は海外の空港で現地のSIMカードが販売されていることも多く、現地到着後すぐにスマートフォンを利用することができます。旅行費用を抑える上でも、iPhoneがすぐに利用できるというのは本当に便利になりますよ
iPhone7PlusではなくiPhone8シリーズにした理由
ちなみにiPhone8シリーズは従来のiPhoneに比べてスタートダッシュが鈍いようです。発売直後の売上台数はiPhone7シリーズを下回るとか。
iPhone7シリーズも併売されているため、最初はiPhone7Plusでいいかなと思いました。
しかしながら、調べれば調べるほどに、そして金額を比べてみるとiPhone8Plusを購入するべきなんじゃないかと思いました。
▼iPhone7Plusと8Plusの比較
iPhone8Plus | iPhone7Plus | |
---|---|---|
出荷時OS | iOS 11 | iOS 10 |
プロセッサ | A11 Bionic + ニューラルエンジン M11モーションコプロセッサ | Apple A10 Fusion + M10 モーションコプロセッサ |
ディスプレイ | 5.5インチRetina HD True Toneディスプレイ | 5.5インチRetina HD |
画面機能 | 3D Touch デュアルドメインピクセル | 3D Touch デュアルドメインピクセル |
画面解像度 | 1920 x 1080 | 1920 x 1080 |
PPI | 401 | 401 |
生体認証 | Touch ID (Apple Pay対応) | Touch ID (Apple Pay対応) |
ストレージ | 64 / 256GB | 32 / 128GB(256GBは販売終了) |
背面カメラ | 12MP iSightカメラ x2 | 12MP iSightカメラ x2 |
広角:f1.8 | 広角:f1.8 | |
望遠:f2.8 | 望遠:f2.8 | |
光学手ぶれ補正 | 光学手ぶれ補正 | |
クアッドLED True Toneフラッシュとスローシンクロ | クアッドLED True Toneフラッシュ | |
光学ズーム | 光学ズーム | |
10倍デジタルズーム | 10倍デジタルズーム | |
ポートレートライティング(ベータ版) | ポートレートモード | |
動画撮影 | 4K: 24/30/60 fps | 4K:30fps |
1080p:30/60fps | 1080p:30/60fps | |
720p:30fps | 720p:30fps | |
前面カメラ | 7MP FaceTimeカメラ Retina Flash | 7MP FaceTimeカメラ Retina Flash |
広色域キャプチャ | 広色域キャプチャ | |
自動手ぶれ補正 | 自動手ぶれ補正 | |
WiFi | 802.11 a/b/g/n/ac | 802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5 | 4.2 |
NFC | リーダーモード対応FeliCa対応 | あり(FeliCa対応) |
位置情報 | Assisted GPS、GLONASS、Galileo、QZSS、デジタルコンパス | A-GPS /GLONASS /デジタルコンパス |
センサー | 3軸ジャイロ/加速度/近接/環境光/気圧 | 3軸ジャイロ/加速度/近接/環境光/気圧 |
防水防塵 | IP67(耐塵防浸型) | IP67(耐塵防浸型) |
本体色 | ゴールド、シルバー、スペースグレイ | ジェットブラック(一部)ブラック、シルバー、ゴールド、ローズゴールド |
バッテリー | 通話 21時間、インターネット通信 最大 13 時間(急速充電対応) | 通話 21 時間、インターネット通信 最大 13 時間 |
重量 | 202 g | 188g |
寸法 | 158.4 x 78.1 x 7.5mm | 158.2 x 77.9 x 7.3mm |
税別価格 (SIMフリー版) | 64GB 8万9800円、256GB 10万6800円 | 32GB 7万4800円、128GB 8万5800円 |
このうち、私にとって重要だったのは「カメラ」「容量」と「金額のバランス」でした。
カメラはスペック表だけ見ると大きく変化がないように見えますが、iPhone8Plusではポートレイトライティング機能が実装されたこと、また様々サイトの比較写真を見るとiPhone8のカメラの明るさにそれなりに差がありました。
また容量については、あまり大容量を利用しない人間です。iPhone6の時は16GBでなんとかやりくりしていたため、大きな心配はありませんでしたが、それでもiPhone7Plusの32GBは今後が心配。
iPhone7Plusで検討するとすれば128GBですが、ここまでの容量は不要。個人的には64GBも128GBも同じようなものです。
そう考えると高いカメラ性能とおまけにワイヤレス充電対応やA11チップによる高速稼働、TrueToneなどがついてくることを考えればその差額4,000円は超オトクだと考えました。
ちなみにサラッと書いていますが、iPhone7PlusとiPhone8Plusはそれぞれ撮影した画像を見ると結構差があります。
iPhone8 Plus開封レビュー。第1印象をさくっと。
ではでは、iPhone8Plusの開封レビューに移りたいと思います。今回iPhone6からiPhone8Plusへの乗り換えという若干タイムスリップの様相がありますが、どうぞご覧ください。
サイズ
サイズは、、、でかい!けど、大人の手で持てない大きさではありません。
最初iPhonePlusシリーズを見た時には、「こんなiPhone誰が使うんだろうか」と思ったものですが、実際に手に持つとそこまで違和感はありません。ただし、女性には大きいと思うので拘りが無ければiPhone8またはiPhoneSEがお勧めだと思います。
ちなみにiPhone5sからiPhone6に乗り換えた時も「でかっ!」と思ったのを今でも覚えていますが、数ヶ月で気にならなくなったので、今回も同じ流れになりそうです。
反応速度
これは間違いなく早い!です。
実はiPhone6を利用していた時に速度について不満に感じることはほとんどありませんでした。たまに「ひっかかるなぁ」と感じるくらい。ブラウジングもアプリ起動もこれまでのiPhoneの老化に比べればずっとマシでした。
それでも新しいiPhone8Plusを触ってびっくりしました。あれ、ホームページってこんなに早く開いたっけ。というか、むしろパソコンよりも早いかも。
アプリの遷移にしても、待機時間がほぼ0秒です。めちゃくちゃ早い。これならSuicaのみならず、色々な生活アプリをストレスなく利用できそうです。アプリ起動が遅いだけで、アプリを利用するの面倒になってしまいますからね。
True Toneディスプレイ
iPhone8/8PlusからTrueToneディスプレイが採用されました。いわく、実際の紙を見ているかのようなディスプレイとのこと。
写真だと今ひとつ伝わりづらいですが、非常に綺麗です。iphone6だとややくすんだ色合いを感じることがありますが、iPhone8Plusはまぁ綺麗。とはいえ、単体で気になるほど綺麗か!?と問われるとそこまででもない気がします。
カメラ
さて、今回カメラのために乗り換えたと言っても過言ではない期待のiPhone8Plusのカメラ。
簡単におさらいをすると
- ポートレートモードによる美しいボケのある写真が撮影できる
- iPhone7に比べて色合いが自然になった
- iPhone7に比べてレンズが明るい(暗い場所でも明るい写真が撮影できている)
- iPhone6に比べると画素数が800万画素→1,200万画素へ大幅アップ
というところでしょうか。細かい写真レビューは別途報告しますが、まずはポートレートモード最高!
モバイルSuica対応
iPhone7からモバイルSuicaへ対応しました。
iPhone8/8Plusも同じ機能を搭載していますが、これが超絶便利です。
Suicaって電車や地下鉄に乗車する時だけに利用するものではありません。主なチェーンレストランやコンビニ、ドラッグストア、タクシーなどでも多くのケースでSuicaでの支払いが可能です。
毎回財布を出して、カードを探す手間から開放されることはもちろんのこと、モバイルSuicaにはもう一つメリットがあります。
それはクレジットカードからのチャージができること。つまり、Suica利用分は常にクレジットカードのポイント付与の対象になるのです。
通常コンビニでクレジットカードを利用することは無いと思いますが、塵も積もれば山となる、でありまして、年間数十万円分がポイント付与の対象になるのは家計に大きなインパクトがあります。
iPhone8Plus購入して本当に良かった!
iPhoneって値段が張ることもあって、購入には少し足踏みしてしまうスマートフォンです。
しかし一歩踏み出してしまえば、そこから一気に新しい世界が広がる素晴らしいデジタルデバイスです。
また巷ではiPhone8は今ひとつみたいな評価もありますが、iPhone7からの乗り換えならまだしも、iPhone6/6sの利用者であれば乗り換える価値は十分にあります。
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いつもブログみています!!
おめでとうございます。
良ければ、ipadもレビューしてほしいです!
有難う御座います!
iPadはだいぶ前に購入してから久しく買い換えていないので、購入するタイミングがあればレビューしますね!