Google Mapをオフラインで使う!事前のダウンロードでネットの無い海外でも安心!

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今や私たちの生活に欠かせないGoogle マップ。日本国内でも初めての場所へ行く際には、まず検索してから…という方も多いのではないでしょうか?道に迷った時も、GPSで現在地を確認できるのは本当に便利ですよね。

海外旅行、特に広大なブラジルを旅する際にも、このGoogle マップは強力な味方になります。しかし、常にインターネット接続があるとは限りません。Wi-Fiがない場所や、現地のSIMカードを使っていない場合、地図が表示されなくて困ってしまうことも…。

でも、ご安心ください! Google マップはオフラインでも使えることをご存知でしたか?

事前にWi-Fi環境がある場所(ホテルや空港など)で、訪れる予定の都市や地域の地図データをダウンロードしておけば、インターネット接続がない状態でも詳細な地図を表示でき、GPSで自分の位置も確認できるんです。これを知っているだけで、海外での街歩きの安心感が格段にアップします!

今回は、そのGoogle マップのオフライン地図ダウンロード方法と使い方を、2024年現在の情報に基づいて分かりやすくご紹介します。

  

Google マップでオフライン地図をダウンロードする方法 (2024年版)

手順はとても簡単です。スマートフォンのGoogle マップ アプリ(Android / iOS)で行います。

  1. Google マップ アプリを開き、地図をダウンロードしたい場所を検索する
    例として、ブラジルの「リオデジャネイロ」や「サンパウロ」など、都市名や地域名を入力して検索します。
    または、検索せずとも、画面右上の自分のアカウントアイコン(プロフィール写真やイニシャルが表示されている丸いアイコン)をタップし、メニューを表示させる方法もあります。
  2. 「オフライン マップ」メニューを選択する
    検索結果画面の下部に表示される場所の名前(例:「リオデジャネイロ」)の部分をタップして詳細画面を出すか、アカウントアイコンからメニューを開くと、「オフライン マップ」という項目があります。これをタップします。
    (UIは若干異なる場合がありますが、「Offline maps」やそれに類する項目を探してください)
    Googleマップメニュー例(古いUI) ※画像は古いUIの例です。現在はアカウントアイコンからのアクセスが主流です。
  3. ダウンロードする地図を選択・範囲を調整する
    オフラインマップの画面で、「自分の地図を選択」または「新しい地図をダウンロード」(あるいは「+」ボタンのような表示)をタップします。
    すると、画面に地図が表示され、青い枠線でダウンロード範囲が表示されます。指でピンチイン・ピンチアウト(拡大・縮小)したり、地図をスライドさせたりして、必要なエリアがすべて枠内に入るように調整します。
    画面下部には、選択した範囲の地図データのおおよそのダウンロードサイズ(MB)が表示されます。範囲が広くなるほどデータ量も大きくなるので注意しましょう。
    ダウンロード範囲選択例(狭め) ダウンロード範囲選択例(広め)
    ※画像は古いUIの例です。リオ中心部なら数百MB程度が目安ですが、範囲により変動します。スマートフォンの空き容量を確認しながら調整しましょう。
  4. 「ダウンロード」をタップして完了!
    範囲が決まったら、「ダウンロード」ボタンをタップします。Wi-Fiに接続されていれば、ダウンロードが開始されます。(モバイルデータ通信でのダウンロードも設定で可能ですが、通信量に注意が必要です)
    ダウンロードが完了すると、オフラインマップのリストに地図が追加されます。地図の名前は自動で付きますが、後で分かりやすいように自分で編集することも可能です。
    ダウンロード確認画面例(古いUI)※画像は古いUIの例です。

オフラインマップの使い方:ネットがなくても安心!

地図データをダウンロードしておけば、特別な設定は不要です。インターネット接続がない状態でGoogle マップ アプリを開くと、自動的にダウンロード済みの地図データが使用されます。

オフラインでできること

  • 詳細な地図の表示: 道路や建物の形などが表示されます。
  • 地図の拡大・縮小: ピンチイン・ピンチアウトで自由にズームできます。
  • GPSによる現在地の確認: スマートフォンのGPS機能がオンになっていれば、地図上に自分の現在地(青い点)が表示されます。方向も分かるので、道に迷った時に非常に役立ちます。
  • 限定的なスポット検索: 主要な駅、観光名所、ランドマークなど、地図データに含まれる一部のスポットは、オフラインでも名前で検索して場所を確認できます。
  • 保存済みスポットの表示: 事前に「お気に入り」やリストに保存しておいた場所(ホテル、レストラン、友人宅など)は、オフラインでも地図上に表示されます。(保存方法は後述)

オフラインでは制限されること

  • リアルタイム情報: 交通状況(渋滞情報)、お店の最新の営業時間や混雑状況などは表示されません。
  • 詳細なスポット情報: レビュー、写真、最新の電話番号など、オンラインで取得する情報は表示されません。
  • ルート検索(ナビ機能): 基本的にオフラインでのナビ機能(音声案内など)は利用できません。ただし、「車」のルートについては、ダウンロードした地図の範囲内であれば、簡単な経路が表示される場合があります。公共交通機関や徒歩のルート検索は通常オフラインではできません。

Tip: オフラインではナビ機能が使えないため、事前に大まかなルートを確認しておくか、現在地と目的地を見ながら自分で方向を確認して進む必要があります。

特定の場所をオフラインで確認!スポットの事前保存方法

オフライン検索では見つけられないかもしれないホテルやレストラン、友人宅などの特定の場所は、事前にオンライン環境で検索し、「保存」しておくと便利です。保存した場所はオフラインでも地図上に表示されます。

  1. Wi-Fi環境下で、行きたい場所を検索する
    ホテル名、レストラン名、住所などを入力して検索します。
    スポット検索結果例(古いUI)※画像は古いUIの例です。
  2. 場所の詳細画面で「保存」をタップする
    検索結果の場所名をタップして詳細画面を表示させ、「保存」ボタン(通常はリボンのようなアイコン)をタップします。
    保存ボタン例(古いUI)※画像は古いUIの例です。
  3. 保存先のリストを選択する(または新規作成)
    「お気に入り」「行きたい場所」「スター付きの場所」など、どのリストに保存するかを選択します。新しいリストを作成することも可能です。
  4. オフライン時に地図上で確認
    保存した場所は、地図上にリストに応じたアイコン(星マークなど)で表示されるようになります。オフライン状態でも、これらのマークを目印に場所を確認できます。
    また、画面下部の「保存済み」メニューから、保存した場所のリストを確認することも可能です。
    保存済みスポット表示例(古いUI)※画像は古いUIの例です。

Tip: 宿泊先ホテル、空港、主要駅、行きたいレストランや観光スポットなどを事前にいくつか保存しておくと、オフラインでの移動が格段に楽になります。

地図データの管理:有効期限、更新、削除

ダウンロードしたオフラインマップには有効期限があります。

  • 有効期限: 以前は1ヶ月程度でしたが、現在は約1年間有効です。期限が近づくと通知が表示されます。
  • 更新: 有効期限が切れる前(または切れた後)に、Wi-Fi接続時に手動で更新できます。「オフライン マップ」のリスト画面で、更新したい地図の横にあるメニュー(︙など)をタップし、「更新」を選択します。また、設定で自動更新をオンにしておくことも可能です(Wi-Fi接続時のみ)。
  • 削除: 旅行が終わり、地図データが不要になったら、忘れずに削除しましょう。オフラインマップは数百MB以上の容量を占めることがあるため、スマートフォンのストレージを圧迫する原因になります。「オフライン マップ」のリスト画面で、削除したい地図のメニューから「削除」を選択します。

まとめ:旅行前のダウンロードをお忘れなく!

Google マップのオフライン機能は、海外旅行、特にインターネット環境が不安定な可能性がある場所や、通信費を節約したい場合に非常に役立ちます。ブラジル旅行へ出発する前には、訪れる予定の都市の地図を忘れずにダウンロードしておきましょう!

これだけで、道に迷う不安が大幅に減り、より安心して街歩きを楽しむことができますよ。

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