12GBで3,000円以下!Three.comで海外旅行でスマホ×インターネットが超快適に

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海外旅行で困るのがインターネットを利用できる場所が少ないこと。

空港やホテルなど、一部の場所ではWi-Fiが飛んでいて、調べ物やインターネットサーフィンをできるものの街中ではスマホはカメラくらいにしか役が立たないこともしばしば。

お土産を調べる、観光施設を調べるくらいであればホテルに滞在している間にまとめてリサーチしておくということもできますが、道に迷ったり、メールをチェックしたり、Whatsappで待ち合わせしたりという時にインターネットがないのは本当に困ります。

個人的には、夜にUber呼べないなんて耐えられません。

残念ながら、このテクノロジー時代においては、オンラインにつながっているかどうかで、旅行の快適さが大きく変わってしまうわけでして。

今回、ブラジルに旅行に行くにあたり、現地SIMを入手するのが面倒であったために日本国内にいる間に海外対応プリペイドSIMを購入、利用してみたのですが、これが全く不自由がない素晴らしいサービスだったのでご紹介したいと思います。

▼今回紹介する海外対応SIM Three

2019年現在、Amazonが最も安く購入(2,000円~3,000円)できます。楽天で出品されているものは高い値段で販売されているためご注意ください。

  

海外で困るインターネット事情。大手キャリア、Wi-Fiルーター、現地SIMどれが正解?

海外でインターネットを利用するにあたり、実は様々な選択肢がある今日。

これから海外旅行に行かれる方の中には、選択肢が多すぎて何を基準に選べばいいか分からない、という方もいらっしゃるかもしれません。

今回、短期間での海外旅行で利用できるインターネットの選択肢をいくつか検討してみましたので、その経緯も含めて説明したいと思います。

大手キャリア(ドコモ、au、SoftBank)が提供する海外パケ放題

最近は格安SIM利用者が多いかと思いますので、あまり選択肢に入らないとは思いますが、検討されている方もいらっしゃるかと思います。

大手キャリアが提供する海外パケ放題の最大のメリットは「申込みが不要」「対応している国が多い」であること

海外でモバイルデータ通信をONにすれば、特別な申し込みがなくともすぐにインターネットが利用できるようになります。また、よほどの僻地ない限り、世界中ほとんど国を選ばないのも嬉しいポイントです。

一方で、デメリットは「料金が高い」ということ。これが大きなネック。

以下の記事でも説明していますが、海外パケ放はすぐに上限金額に達し、2,980円/日という料金設定。1日だけなら許容できますが、数日利用すれば1万円はすぐに超えてしまいます。

海外Wi-Fiルーター

巷では「イモトのWi-Fi」などが有名な海外Wi-Fiルーター。

メリットは「対応している国が多い」「大手キャリアサービスに比べて安価」、そして何よりも「1台のルーターで複数端末を同時に利用可能」ということでしょう。

夫婦や恋人と旅行する時であれば、1台レンタルすれば二人で同時に利用できますし、パソコンとスマートホンの同時利用なんかもできます。これで一日1,000円前後と考えれば、多くの場合は海外Wi-Fiルーターを選択する方が多いかと思います。

一方で、デメリットは「ルーターの持ち運びが面倒」「ルーターの充電切れるとネットに接続できない」といったところです。

気軽に外出して買い物に出かけたい、という時にもわざわざルーターを持ち出して、さらに電源を入れたり切ったりというのはストレスになるものです。

現地SIM(プリペイド型)

料金と手軽さの両方を兼ね備えたのがプリペイド型の現地SIM。

中国や東南アジアではこのタイプの現地SIMが空港などで販売されているケースもあり、とても便利。

料金体系も1GBで1,000円、2,000円といった感覚で利用できるため、Webサーフィンと地図くらいしか利用しないのであれば十分にパケットが持ちます。

デメリットとしては、国によって旅行者の購入に制限があったり、市中にでかけないと販売されていないケースがあったりすることです。また、実際に日本のスマートホンで利用できるかレビューが少なく、購入してみたら使えなかったというリスクがあることでしょう。

ブラジルも、海外から来訪した旅行者が現地SIMを購入するのは難しく、この手段は現実的ではないというのが個人的な感想です。

ヨーロッパ以外でも快適。グローバルSIMカード「Three.com」にたどり着いた

今回の旅行は10日間程度ということもあり、Wi-Fiルーターでも1万円以上の出費になるし、容量もそれなりの制限があったりということで他に良い方法はないかなと調べていたところ見つけたのがイギリスの通信会社「Three」が提供するグローバルSIMカード。

2019年現在、Amazonが最も安く購入(2,000円~3,000円)できます。楽天で出品されているものは高い値段で販売されているためご注意ください。

このSIMの素晴らしさは

  • 30日間の有効期限
  • 12GBという大容量
  • 世界70以上の地域を横断して自由に利用可能である
  • にもかかわらず、2,000円強という超低価格

という3つの点。

ヨーロッパを数カ国回りたい、1ヶ月の長期旅行に行きたい、などという場合でも安心して、かつ低出費で利用できるサービスなのです。

Threeはイギリスの通信会社だけあって、基本はイギリスとヨーロッパでの利用がメインで考えれているパッケージではあり、以下の地域内では無料通話3,000分もついてきます。

アランド諸島/オーストリア/アゾレス諸島/バレアレス諸島/ベルギー/ブルガリア/カナリア諸島/クロアチア/キプロス/チェコ/デンマーク/エストニア/フィンランド/フランス/フランス領ギアナ/ドイツ/ジブラルタル/ギリシャ/グアドループ/ガーンジー/ハンガリー/アイスランド/アイルランド/マン島/イタリア/ジャージー/ラトビア/リヒテンシュタイン/リトアニア/ルクセンブルク/マデイラ/マルタ/マルティニーク/マヨット/オランダ/ノルウェー/ポーランド/ポルトガル/レユニオン/ルーマニア/聖バルトレミー/サンマルタン/サンマリノ/スロバキア/スロベニア/スペイン/スウェーデン/スイス/バチカン市

一方で、その他の以下の国においても、インターネット通信(3G)は問題なく利用可能で、今回はブラジル旅行で利用してみました。

アメリカ/プエルトリコ/米領バージン諸島/コスタリカ/グアテマラ/エルサルバドル/ニカラグア/パナマ/ブラジル/チリ/コロンビア/ペルー/ウルグアイ/オーストラリア/ニュージーランド/イスラエル/スリランカ/香港/マカオ/インドネシア/シンガポール/ベトナム

グローバルSIMカード「Three.com」で旅の快適さが爆増

今回のブラジル旅行は14日間。国内4都市を巡ってきましたが、ThreeSIMを持って行って本当に良かったと感動すら覚えました。

既に何度も来ているブラジルですが、忘れていることも多かったり、いざというときにインターネットの利用は必須です。

空港に到着したらすぐに使える

まず何よりも素晴らしいのはこれです。

空港に到着してすぐに現地のインターネットにつなげることができます。

セットアップも時間がかからないため、市中に出る前に空港の喫茶店でささっとセッティングを行えば、日本にいたときと同じ感覚でスマホが利用できます。

ホテルへの道中タクシー内で友人にコンタクトを取ったり、写真を送ったり、リアルタイムに連絡がすぐ取れる環境が整うのは本当に嬉しいです。

12GBは最強。パケットの心配を一切しなくて良い。

会話の流れで、現地の友人に日本の画像やら動画やらを見せることも少なくないのですが、この時パケットの消費を全く気にする必要がありませんでした。

日本にいても1ヶ月6GB程度しか利用しない僕にとって、海外旅行先で12GBもあれば使い切ることが難しいレベルです。これがなんと2,000円から3,000円にで入手できると。

Wi-Fiルーターでも一日500MBというそれなりの大容量の提供があるのですが、一日ごとにカウントされているため、今日は800MB、明日は200MBという利用方法ができません。

一方でThreeの場合は12GBという枠を自由に消費できるため、本当の意味でパケット消費に気をかける必要がありません。

スマホだけで気軽に外出できる

これもかなり快適な旅行を実現できたポイント。

Wi-Fiルーターの場合、スマートホンとは別にルーターを持ち運ぶ必要があります。ポケットに入れるのも手ではありますが、かさばることもあり結局かばんも持ち出すことに。

さらにルーターの充電を忘れてしまえばインターネットが利用できない状態になってしまう。

スマートホンに直接SIMを差し込めるこのタイプのサービスであれば、財布とスマートホンだけで手ぶらで近くの散歩や買い物にいけます。カバンを持っているといかにも旅行者に見えてしまうことも少なくなく、こうした手ぶら行動は個人的には現地に馴染む一つの手法だと思っています。

ThreeSIMを実際に利用してみたレビュー

さて、気になる利用方法と使い勝手について。

設定

設定は非常に簡単です。以下のような日本語の説明書もついているので、困ることはないかなと思います。


SIMを入れ替えて、APN設定をして、再起動すればすぐに利用可能になります。

ちなみにAPN設定にはWi-Fi環境が必要になるので、事前に設定をしておくか、現地に到着してから空港やホテルのWi-Fi環境下で設定をしてください。

SIMは各種サイズに併せて切り取れるようになっています

通信速度

実際の通信速度の測定結果が以下の通り。3Gにしては十分な通信速度だと思います。応答速度は多少微妙とはいえど、日本の格安SIMより早いのではないだろうか。

Webブラウジングで困ることは全くありません。少しつっかかる感覚もありますが、さくさく利用できますし、時間帯によってはもう少し通信速度はやくなっていました。

Three利用時の通信量の確認方法

Threeに限らず、現地SIMやグローバルSIMを利用する際は普段以上に通信量が気になるものです。いきなり利用できなくなったり、気づいたら高額な費用を請求されていた、、、となっては元も子もありません。

通信量の確認はiPhoneであれば以下のように通信量を確認することができます。

アンドロイドの場合は以下のサイトを参考にしてください。

Androidスマホの通信量確認方法 ギガ不足、速度制限になる前にしっかり管理

もしも通信ができない場合は

2週間の滞在のうち、2度ほど通信が上手くできないことがありました。

このときは王道の再起動か、SIMカードの再挿入(一回外してまた入れる)で基本的には回復したのですが、一日だけ何度修正をしても通信ができない日がありました。

あまりに困り果てた末、Three.comの公式Twitterアカウントに聞いてみました。

ちょっと英語間違えて恥ずかしい。時差もあったりして、20時間後くらいに返信が!どうやらシステム障害があったようで、もしかしたらそれが原因で使えなかったのかもしれないとのこと。

支払い終わっててSIMが開通しているけど、支払い情報がうまく噛み合わなくて通信が停止してしまったのかな。 とりあえず再度チャレンジしてみたら問題なく利用できました。

というわけで、基本的には「再起動・再挿入」、もしどうしても上手くいかなければTwitterアカウントに聞いてみるのが良いかもしれないですね。

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