ブラジル最大の教会堂、サンパウロのセー大聖堂を訪ねる(Catedral Metropolitana de São Paulo)

サンパウロ
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ブラジル最大の都市であるサンパウロには、多くの見どころがありますが、その中でも最も印象的な建物といえば、セー大聖堂(Catedral da Sé)でしょう。この記事では、セー大聖堂の歴史や建物の特徴、観光のポイントなどを紹介します。

  

セー大聖堂の歴史

セー大聖堂は、サンパウロの創立者の一人であるジョゼ・デ・アニチオ・グラカによって、16世紀後半に建設が始まりました。しかしながら、工事は何度も中断され、完成までに約200年もかかりました。そのため、セー大聖堂の建築様式には、ゴシック、バロック、ネオゴシックなど、時代や建築家の影響が複雑に絡み合っています。

セー大聖堂の建物の特徴

セー大聖堂の建物は、高さ111メートル、幅46メートル、奥行き76メートルで、ブラジル最大の教会堂となっています。正面入口には、2つの塔があり、その高さは92メートルにも達します。内部には、5000人もの人々が収容できる広大な空間があります。また、床には、赤い大理石や黒い花崗岩が敷き詰められており、その美しさは見る者を圧倒します。

セー大聖堂の観光ポイント

セー大聖堂の観光では、まず外観を見ることから始めましょう。正面入口には、多くの観光客が訪れるエリアがあり、写真を撮ることができます。また、入口に面しているプラザでは、地元の人々が休日にピクニックを楽しんでいる光景も見られます。

内部観光では、天井に向けて伸びる柱や、壁面に描かれた壮大な絵画など、見どころがたくさんあります。また、教会堂内にあるオルガンの演奏も、セー大聖堂を訪れたら必見のイベントです。毎週日曜日の10時半に行われるミサにも、地元の人々や観光客が多く訪れます。

セー大聖堂の内部には、3つの祭壇があります。中央の祭壇には、聖パウロの像が祀られています。左側の祭壇には、聖ヨセフの像が祀られ、右側の祭壇には、聖テレジアの像が祀られています。

また、教会堂内部には、ブラジルの著名な芸術家たちによる作品が展示されています。その中でも、最も有名な作品は、パウロ・ヴェンダムの作品である「クルス・アルタール」です。この作品は、教会堂の奥にある祭壇に飾られており、非常に美しいデザインで、観光客からも大変人気があります。

さらに、セー大聖堂では、夜間のイベントも開催されています。例えば、クリスマスや復活祭の期間中には、美しいイルミネーションが施され、夜間の教会堂の美しさを堪能することができます。

セー大聖堂へのアクセス方法

セー大聖堂へのアクセス方法は、地下鉄を利用するのが便利です。サンパウロ市内には、地下鉄の駅が多数あり、セー大聖堂の最寄り駅は「セー駅」です。セー駅から徒歩で約5分程度で到着することができます。

また、セー大聖堂は、サンパウロ市内の中心部に位置しており、多くのツアーにも含まれています。そのため、現地の旅行会社を利用してセー大聖堂を訪れることもできます。

まとめ

サンパウロのセー大聖堂は、長い歴史を持ち、ブラジル最大の教会堂として多くの観光客に愛されています。内部には、美しい彫刻や絵画、オルガンの音色が響き渡り、その壮大な姿は、誰もが圧倒されることでしょう。サンパウロを訪れた際には、ぜひセー大聖堂を訪れて、その美しさを感じてみてください。

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