一時帰国者が日本で携帯電話を短期利用する方法を熟考してみた

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いざ日本へ一時帰国を考えた時、通常は1週間以上日本に滞在するのが一般的でしょう。

1週間程度であれば携帯が無くても生活できないことはありませんが、たまの一時帰国だけに様々な所へ行ったり、昔の友人と飲んだりとすることも珍しくないでしょう。

そんな時にやはりスマホが利用できるかできないかは大きな差があることでしょう。駅前で友人とうまく待ち合わせができなかった時、買い物に行った時に欲しい商品がネットでいくらで売られているのか、国内旅行時に周辺の飲食店を調べてたいなど、一時帰国を満喫させる上では必須のツールかもしれません。

しかし、一般的には駐在や留学で長期に渡り海外で生活する場合には日本の携帯回線は休止していることがほとんどでしょう。帰国した時の1週間だけ回線を復活させるのは手続きが面倒であると同時に都度回線契約をいじっているとコストもバカになりません。

このような理由から、一時帰国時にどのようにして携帯回線を可能な限り安く利用するかというニーズはどこかしこで聞きます。

個人的に利用しているものも含めて、一時帰国時の携帯利用方法を検討してみました。

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携帯回線の利用方法-4つの方法

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一時帰国時のみ携帯を利用したい時の方法はいくつかの方法に分類することができます。

例えば、携帯を利用したいと一言で言っても、インターネットだけ使いたいのか、電話番号も欲しいのか、さらにその電話番号は990(または080)から始まるものか、050のようにIP電話の番号でいいのかと人によってニーズが異なることと思います。

Ⅰインターネットだけでいい場合

スマートホンの利用用途がインターネットだけで良いという場合は珍しくないでしょう。最近はLINEのみで通話するという方の他、会社でガラケーが支給されているから、プライベートのスマートホンはインターネットだけできれば問題ないという場合もあると思います。

インターネット回線のみの利用をする場合は、①Wi-Fiルーターの短期レンタルもしくは②プリペイド式SIMを利用するという方法が良いでしょう。

日本への外国人旅行者数が増加している中で、日本旅行中だけインターネットが使えるサービスを提供する会社も増えており、選択肢も多く、コストもかなりリーズナブルになっています。

Ⅱ電話番号が必要な場合

日本滞在中に電話番号も欲しいという場合もあると思います。この時、①皆さんお馴染みの090または080から始まる電話番号が欲しいのか、もしくは②050から始まるいわゆるIP電話でも問題ないのかによってコストが大きく異なります。

①090/080番号が欲しい場合

①の中で最も手間がかからないのは、日本で格安SIMをずっと契約しておき、日本帰国時のみ利用するという方法。最近は1,000円代で維持可能な回線も多くあり、このような回線契約を日本に残しておくことで、日本に帰国した際はSIMカードのみ交換すればすぐに番号を利用することができます。ただし、年に2回か3回程度するだけであれば、毎月約1,500円程度×12ヶ月で18,000円程度のコストがかかりますので、割に合わないのではないかと思います。

その他、①における対応方法としては帰国時のみ携帯回線の休止を復活させるという方法もあります。しかしながら、こちらも通常の携帯料金の他に回線休止料金が都度2,000円程度かかる他、携帯ショップに赴く必要があり、面倒さとコストは中程度でしょう。

②050番号などIP電話のみで問題無い場合

IP電話はインターネット回線を利用した電話サービスです。インターネット環境さえ整っていれば通常の通話にはほとんど問題ないため、特別なこだわりが無い場合には050番号の利用がコストも低くオススメです。

この場合、原則としてはインターネット回線の契約(Ⅰに同じ)に加えて、IP番号をアプリ等を通じて取得すれば問題ありません。

お勧めはインターネット回線のみの利用、携帯番号が欲しい場合は国内用に050番号を取得しよう

以上4つの方法を紹介しましたが、ほとんどの方はインターネット使用のみで問題ないではないでしょうか。Wi-Fiルーター(Ⅰ-①)にするか、SIMカード(Ⅰ-②)の購入にするかは好みや用途によると思いますが、パソコンなど他の機器でも利用したいという場合にはWi-Fiルーターが良いでしょう。

一方で、電話番号が必要という方も、原則としてIP電話で十分でしょう。050ナンバーはかなり浸透してきており、企業でも050から始まる番号をコールセンターなどに利用しているケースも珍しくありませんから、以前のように「怪しい番号」と思われることはありません。

どうしても080/090の携帯番号を使いたい、もしくはお金に糸目はつけないという方は日本に携帯回線契約を残す方法が楽だと思います。

インターネットを短期利用できるサービス

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さて、前段までで紹介したいくつかの方法に関連したサービスでコストが極力かからない方法をいくつかご紹介します。

Wi-Fiルーター

Wi-Fiルーターは通常は2年間の契約などが必須となりますが、短期利用者向けのサービスもいくつかあります。パソコンもインターネットを利用したいなどという場合にオススメです。

わざわざ新しい事業者に登録するのは面倒だという方には楽天ショップが提供しているレンタルサービスが良いと思います。1週間約3,000円(配送料込)で高速回線がレンタルできる他、手続きもかなり簡便です。

その他には手間を惜しまず値段を訴求するのであれば価格.comで月1,000円代からレンタルサービスがあります。ただし長期利用者が対象で、短期レンタルだと返って高くつくこともありますのでご注意下さい。

価格.com Wi-Fiルーターレンタル

SIMカード(データ専用)

SIMカードを手持ちのスマートホンに挿して利用する場合は、まずSIMカードがスマートホンに対応しているか確認しましょう。SIMフリーでなくとも、例えばドコモ端末であればドコモ系の格安SIMなどは利用できたりします。

ゼロSIM

一番お勧めなのはゼロSIMです。こちら何と言っても月額の基本料金がゼロ円という海外生活者には非常に有りがたいSIMカード。

SIMカードの契約はずっと保持しておいても、利用しない月は一切料金がかかりません。日本に一時帰国した際のみ料金が発生する仕組みのため、帰国する度に手続きをする必要性がないのが最高です。

弱点としては、パケットの上限が5GBであるため、ヘビーユーザーには向きません。動画視聴などを利用したい場合は上述のWi-Fiルーターが良いでしょう。

ゼロSIMはドコモ系の機種またはSIMフリースマホで利用できます。

FREETEL

FLEETELも選択肢の一つとして検討の余地がある格安SIMです。

毎月の料金はゼロ円とはいきませんが、利用しない時は月々300円程度の維持費用しかかかりません。一方で、ゼロSIMとは異なり、データ容量の上限が10GBとなっており、高速通信を大量に利用したいと言う時には良いかもしれません。

こちらもドコモ系の機種またはSIMフリースマホで利用可能です。

プリペイドSIM

その他、一時滞在者向けにプリペイドSIMも販売されています。

データ容量も十分で、90日まで対応しているものもあります。Lineをメインに利用している方であればこうしたプリペイドSIMが最も気楽に利用できるかもしれません。

ただ、こちらもドコモ系のものが中心になります。

au/ソフトバンク利用者でSIMカードを短期的に利用したい場合、SIMフリースマホを別途購入するのが良いと思います。海外生活においても利用できますし、値段も高くないため、サブスマホとして持っておくこともできます。

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IP電話番号が欲しい場合

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さて、IP電話番号が必要な場合、基本料金が不要で利用した場合のみ課金されるサービスで代表的なものはFUSION IP-Phone SMART050Call050 free(IP電話発信)の3つです。

それぞれの料金は以下の通り。

サービス名 基本料金 通話料金
(固定・携帯・050宛)
FUSION IP-Phone SMART 0円 8円/30秒
8円/30秒
8円/30秒
050Call 0円 7.62円/3分
14.29円/1分
7.62円/3分
050 free(IP電話発信) 0円 8円/3分
5.5円/30秒
8円/3分

アプリをスマートホンにインストールするだけで、通話が可能になります。ただし、インターネット回線は必要であるため、格安SIMでもWi-Fiルーターでも上記の何かしらの契約が別途必要になります。

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