海外でスマートホンがないとかなりの痛手です。フロントパネルが壊れてしまったり、中の液晶が割れて何も表示されないと、旅の楽しみが一つ減ってしまったような気がします。
iPhoneをうっかり落としてしまった。しかもサンパウロで。
そんな僕と同じ状況に陥った悲しい運命を持つあなたにご紹介したいお店があります。
またAppleStore以外で修理すると今後の保障が受けられなくなりますので併せてご注意下さい。
画面バキバキ液晶交換が400レアル(約12,000円)。大人気の修理屋さん。
ある日、iPhone6を充電していことを忘れて、ケーブルに引っかかり、誤って落としてしまいまして。そしてフロントパネルが見事にバキバキになりました。
中の液晶もやられてしまい、液晶が黒くなってしまい。とても落ち込み、そのまま使おうか、どうしようか悩んでいました。
そんな様子を見かねたホステルのルームメイトアントニオがネットで修理ショップを探してくれ、金額についてもまぁ許容範囲内だったので、修理をお願いしに行きました。
お店の名前は「Rei do iPhone」。意味はiPhoneの王様。
セントロ地区のデジモノを取り扱うショップが多く並ぶ「Santa Efijenia」に店舗を構えています。
Rei do iPhone Rua Santa Efigenia 92 loja 02 São Paulo, SP
Facebookページ Rei do iPhone |
上記の住所へ行き、店員にiPhoneを見せたところ、400レアル(約12,000円)との返答。了承するとすぐ近くにある修理コーナーに連れて行ってもらえます。

受付カウンター。こちらで店員さんに声をかけ、費用を聞きましょう。
ちなみに日本のiPhoneショップでiPhone6を修理すると12,800円です。(Applecare未加入・2016.7.3現在)
このお店ある有名ブロガーが紹介したことで人気に火がついたらしく、昼ごろに行ってみたところ20人待ちの行列。一日に100件近い修理をしているようです。
ちなみにその紹介内容というのが、以下のような話。
反応しなくなったホームボタンの修理を他の業者に見積をとったら高額だったが、こちらで確認したら”ゴミが詰まっているだけ”として無料で対応してくれた。信頼できる業者さん!
整理番号を受け取り、ひたすら待ちます。向かいの店舗の中国系のお兄さんが英語話せたので色々と雑談して過ごしました。
日本ではありえない対面修理スタイル
さて、自分の番号を呼ばれたので修理窓口に行くわけですが、なんと目の前で修理をしてくれます。

Facebookページより。修理コーナーの様子。
普通は商売の種である修理方法を見せることなんかしないと思うのですが、中の部品を盗んだり、すり替える修理屋もいるらしく、こうした公開式の修理が一般的だそうです。逆に、家電品をこそこそ隠れて触る業者には注意が必要です。
実際に修理している風景を見ていると「これなら自分でできそうだ」というくらい単純です。
ブラジルのAppleStoreで修理すると599レアル
iPhoneの修理に疎い方のために念のためどうしてApplestoreに行かなかったのかご説明します。
実は日本で既にiPhone6を落とし、バキバキにしてしまった経験があります。その際に安さを求めて、Applestoreではなく外部の修理業者に持ち込んだんです。
iPhoneはAppleの公式スタッフ以外が中身を開くとその痕跡が残るようになっており、その場合Appleは対応対象外として修理の受付をしてくれません。
そんな経緯があり、今回AppleStoreには持ちこむことができませんでした。
ただし、ブラジルのAppleStoreで修理を依頼すると非常に高額で、iPhone6で599レアルします。
参考 Critérios de preços para serviço do iPhone
差額の200レアル(約6千円)はブラジルでの生活を考えると超大金です。Apple Storeで修理対象となるiPhoneであってもこちらに持ち込むことも一つの選択肢になりそうです。