精度が上がったと噂のGoogle翻訳で英語とポルトガル語の同じ記事を翻訳比較してみた | Brasil Tips(ブラジルチップス)

精度が上がったと噂のGoogle翻訳で英語とポルトガル語の同じ記事を翻訳比較してみた

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昨日くらいからFacebookのタイムラインで盛り上がっているこの話題。

これまで評判の悪かったGoogle翻訳(GoogleTranslate)が新たにニューラルネットワークと呼ばれる機械学習の技術を採用したことで翻訳精度が格段に上がったというのです。

単語だけならまだしも文章になると途端に超不自然な日本語の翻訳を提示してきたGoogle翻訳。完璧とは言えなくてもかなり自然な文章になったと多くの方がテストした結果をブログ等で紹介しています。

僕個人としてもブラジルに来てからポルトガル語を学び始めた身として、頻繁に翻訳機能を利用していたのですが、日本語を通じた翻訳はあまりにもひどいため、基本的には英語→ポルトガル語やポルトガル語→英語で翻訳機能を利用していました。

しかしながら、今回の新しい技術の採用により音訳精度が大きく改善したとのことなので、英語はもちろんのこと、ポルトガル語がどの程度自然な翻訳になったのか試してみました。

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Google翻訳(GoogleTranslate)を利用して英語を翻訳する

まずは英語を翻訳してみます。これまで単語の羅列で”が”や”は”もしくは”てにをは”がほとんど機能していなかったイメージです。

例えばこちらのニュース。なんと日本を含めた4カ国についてブラジル政府は観光ビザの免除を検討しているというもの。まず英文はこちら。

Brazil’s government is considering waiving visas for visitors from the United States, Japan, Canada and Australia to boost tourism, and could eventually extend the plan to include China, a tourism ministry spokesman said on Monday.

The proposal by new Tourism Minister Marx Beltrão would extend for a 12-month trial period a visa-waiver program adopted for visitors from the four countries during the Olympic Games in Rio de Janeiro this year.

Brazil’s President Michel Temer is keen to draw more foreign investment and visitors to Brazil to help pull Latin America’s largest nation from its worst recession since the 1930s Great Depression.(REUTERSを一部抜粋

決して難しい英語ではありませんし、文法構造も単純に見えますが、今まではこのレベルでつまずいていました。そして新しいGoogle翻訳で翻訳したものがこちら。本当に腰が抜けます。

ブラジル政府は、米国、日本、カナダ、オーストラリアからの観光客のためのビザを放棄することを検討しており、最終的に中国を含む計画を延長する可能性があると、観光省の広報担当者が月曜日に述べた。

新政権のマルクス・ベルトロン(MarxBeltrão)の提案は、今年リオデジャネイロで開催されるオリンピックの際に、4カ国からの来訪者に対してビザ免除プログラムが採択されるよう、12ヶ月の試用期間に延長される予定です。

ブラジルのミシェル・テマー大統領は、1930年代の大恐慌以来、中南米最大の国家を最悪の不況から引き離すために、より多くの外国人投資とブラジルへの訪問者を引きつけることを熱望している。

意味がぼやけたところが一つもありません。テメル大統領がテマーとなっているのが惜しい!英語の参考書チックな翻訳ですが、英文の内容を読み取るには120%の出来ですし、下手な日本人が翻訳するよりずっとわかりやすい。これが一瞬で出来上がるわけですから、新しいGoogle翻訳のシステムのレベルの高さにはただただ驚くばかりです。

Google翻訳(GoogleTranslate)を利用してポルトガル語を翻訳する

さて、次にポルトガル語から日本語に翻訳してみたいと思います。英語に比べるとポルトガル語と日本語をつないだサンプルは少ないと思いますし、何よりポルトガル語は一つの言葉が多くの意味を持つため、流石にまだ英語からの翻訳ほどのレベルには達しないものと思われますが、どうでしょう。

ブラジルサイトで発信された同じニュース(ロイター参照)が以下のものです。

O governo brasileiro está considerando a retirada de vistos para visitantes dos Estados Unidos, Japão, Canadá e Austrália para impulsionar o turismo, e pode eventualmente estender o plano para incluir a China, disse nesta segunda-feira um porta-voz do Ministério do Turismo.

A proposta do novo ministro do Turismo, Marx Beltrão, iria estender por um período teste de 12 meses um programa de retirada de vistos para visitantes dos quatro países durante os Jogos Rio 2016. 

O presidente Michel Temer busca atrair mais investimentos estrangeiros e visitantes para o Brasil para ajudar a tirar o país de sua pior recessão em décadas.(Extra Globoより一部抜粋)

さてGoogle翻訳による日本語が以下のもの。赤字は翻訳が微妙な所。

ブラジル政府は、観光を後押しするために、米国、日本、カナダ、オーストラリアからの訪問者のためのビザの撤退を検討して、最終的に中国を含むように計画を延長することができる、観光省のスポークスマンは月曜日に言いました。

提案された新しい観光大臣マルクスBeltraoは、リオ2016ゲーム中に12ヶ月の試験期間のための4カ国からの訪問者のためのビザ撤退プログラムを拡張することになります。

大統領ミシェルTemerは数十年で最悪の不況から国を引っ張る助けるためにブラジルへのより多くの外国投資や観光客を誘致しようとしています。

うーん、微妙。趣旨は分からなくはないけど、日本語としておかしいてところがちらほら。英語からの翻訳の方が比較的綺麗な日本語のように思います。

なんだGoogle翻訳が進化したといってもこんなものか、と思ったら以下のニュースを見つけました。

「Google翻訳」にニューラルネット機械翻訳技術を採用 まずは中国語→英語で

あ、まずは中国語なんですね。

とはいえ、現時点で既に英語とポルトガル語間の翻訳はそれなりに機能しているので、ポルトガル語から日本語への翻訳が綺麗になる日も近くなりそうです。

ポルトガル語のような比較的マイナーな言語は翻訳家も多くなく、また翻訳費用も高額になりがちだと思います。中小企業などがちょっとしたリサーチを行う場合にGoogle翻訳で基本的な調査ができるようになるとビジネス上においてもブラジルと日本の距離が近づくことになりそうです。

でもあまりに便利になるとポルトガル語の勉強が進まなくなる恐れもありますね。。

後日、Googleから正式にポルトガル語含む8ヶ国へのニューラルネットワーク対応が発表されました。

Google 翻訳が進化しました。

再度上記文章の翻訳を試行してみましたが、前回と同じ翻訳結果となりました。恐らく数日前に既に対応していたものと思われます。というわけでこれが現時点でのGoogle翻訳の限界といったところです。それでも十分に意味伝わりますが。

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