ブラジルには多くの自然保護区がありますが、その中でも特に自然科学に興味がある方におすすめの観光スポットがあります。それが、リオデジャネイロ市内にあるモレイラ・サレス研究所(Instituto de Pesquisas Jardim Botânico do Rio de Janeiro)です。研究所は、国立研究所としてブラジルで最も重要な研究施設の一つとして認められており、植物学、動物学、地球科学、環境科学など様々な分野で研究を行っています。
モレイラ・サレス研究所は、ブラジル国内で最大規模の植物園であり、植物愛好家には必見の場所です。研究所内にはブラジル各地の植物が集められ、珍しい植物や特に美しい植物が多く栽培されています。また、園内には多くの温室があり、ブラジルに生息する植物の多様性を見ることができます。
さらに、モレイラ・サレス研究所では、地球科学の研究も行われています。研究所には地球科学博物館も併設されており、地球の誕生から現代に至るまでの地球の歴史や、ブラジルの鉱物資源などについて学ぶことができます。また、研究所にはブラジルの自然史に関する図書館もあり、専門的な書籍や資料を閲覧することができます。
モレイラ・サレス研究所には、地元の人々だけでなく、観光客にも開放されています。園内にはレストランやカフェもあり、ゆったりとした時間を過ごすことができます。研究所は、リオデジャネイロ市内のボタニカ地区に位置しており、市内中心部からタクシーで約20分程度です。また、公共交通機関を利用する場合は、地下鉄のサン・クリストヴァン駅からバスを乗り継いで行くことができます。
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