エポスプラチナカードの招待が来た!年会費2万円の価値はある?メリット・デメリット徹底検証 (2025年版)

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ちょっとしたきっかけでエポスカードを使い始め、気づけばメインカードに。出張や日々の支払いで年間それなりに利用していたところ、ついに先日、エポスカードからプラチナカードのインビテーション(ご招待)が届きました!

ゴールドカードを取得してから、次はプラチナかな?と密かに期待していたので、招待状が届いた時は素直に嬉しかったです。しかし、いざ年会費や特典を詳しく見てみると、「本当にアップグレードすべきか?」と悩ましい点も出てきました。今回は、私の経験と、その後の調査に基づき、エポスプラチナカードのインビテーションについて、その価値やメリット・デメリットを考えてみたいと思います。

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プラチナカードのインビテーションが届くまで (当時の体験談)

私がエポスプラチナカードのインビテーションを受け取るまでの経緯は以下の通りです。(※これは過去の体験であり、現在の基準とは異なる可能性があります)

  • 2014年4月: エポスカード(一般カード・年会費無料)に入会。
  • 2015年6月: ゴールドカードのインビテーションが届く。翌月ゴールドカードへ切り替え(インビテーションのため年会費永年無料)。
  • 2016年8月: プラチナカードのインビテーションが届く。

一般カード入会から約2年4ヶ月でプラチナの招待に至りました。

その間のカード利用金額は、月平均で15万円~25万円程度だったと記憶しています。家賃(約8万円)や経費の支払いも含まれていたので、純粋な個人の消費額が常に高かったわけではありません。旅行などで一時的に利用額が増える月もありました。

一般的に、エポスカードの場合、ゴールドカードのインビテーションは年間利用額50万円程度、プラチナカードのインビテーションは年間利用額100万円程度が目安と言われています。私のケースも、大体この基準に沿っていたようです。

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エポスプラチナカードとは? (2024年現在の情報)

エポスプラチナカードは、エポスカードの最上位カードです。他の銀行系プラチナカードなどと比較すると、インビテーション基準が比較的緩やかと言われることもありますが、年会費に見合う充実した特典が付帯しています。

【年会費】

  • インビテーション(招待)の場合:20,000円(税込)
  • 直接申し込みの場合:30,000円(税込)

【主な特典】

  • ポイント特典:
    • 基本ポイント還元率0.5% (200円で1ポイント)
    • 選べるポイントアップショップで最大3倍
    • 年間利用額ボーナスポイント: 後述
    • お誕生日月ボーナスポイント: 誕生日月はポイント2倍
  • プライオリティ・パス: 世界中の空港ラウンジが利用できる「プライオリティ・パス」のプレステージ会員(通常年会費469米ドル相当)に無料で登録できます。同伴者も1名まで利用可能な場合あり(要確認)。
  • 海外旅行傷害保険: 最高1億円の補償(利用付帯と自動付帯の組み合わせ)。家族特約も付帯。
  • 国内旅行傷害保険: 最高1億円(利用付帯)。
  • Visaプラチナ特典:
    • プラチナ・コンシェルジュ・センター: 24時間365日対応のコンシェルジュサービス(レストラン予約、旅行手配など)。
    • Visaプラチナダイニング(旧グルメクーポン): 対象レストランで2名以上の利用で1名分無料などの優待。
    • 空港宅配優待: 国際線利用時の手荷物宅配割引。
    • その他、ホテル優待、ゴルフ優待など。
  • エポスカード提携施設での優待: マルイでの特典、飲食店、レジャー施設などでの割引。

※特典内容は変更される場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。

数ある特典の中でも、特に価値が高いとされるのが「プライオリティ・パス」の無料付帯です。頻繁に海外旅行や出張に行く方にとっては、これだけで年会費の元が取れると感じるかもしれません。

インビテーションを受けるか悩む理由 (年会費とポイント還元)

魅力的な特典がある一方で、私がプラチナへのアップグレードを悩んだ主な理由は「年会費」と「ポイント還元」のバランスでした。

年会費分の元は取れる? ポイント制度の比較

エポスゴールドカードは、インビテーション経由であれば年会費が永年無料です。一方、プラチナカードはインビテーションを受けても年会費20,000円(税込)がかかります。

この年会費負担を考慮してか、エポスプラチナカードには年間の利用額に応じたボーナスポイント制度があります。


年間利用金額 プラチナ会員
ボーナスポイント
ゴールド会員
ボーナスポイント
50万円 2,500ポイント
100万円 20,000ポイント 10,000ポイント
200万円 30,000ポイント 10,000ポイント
300万円 40,000ポイント 10,000ポイント
500万円 50,000ポイント 10,000ポイント
1,000万円 75,000ポイント 10,000ポイント
1,500万円 100,000ポイント 10,000ポイント

※ポイントは1ポイント=1円相当。ゴールドのボーナスポイントは年間50万円利用でも付与されます。

プラチナカードは年間100万円利用すれば、ボーナスポイントで年会費(20,000円)が実質相殺されます。しかし、年会費無料のゴールドカードでも年間100万円利用すれば10,000ポイントがもらえます。

つまり、年間100万円ぴったりの利用だと、プラチナの実質的なポイントメリットは、ゴールドより10,000円分少ないことになります(年会費を考慮すると)。

単純なポイント還元だけでゴールドよりお得になるのは、年間200万円以上利用する場合(プラチナ3万P – 年会費2万P = 実質1万P、ゴールドは1万P)あたりから、ということになります。年間200万円利用(月平均約17万円)は、多くの人にとって簡単なハードルではないでしょう。

特典を使いこなせるか? プライオリティ・パスの価値

ポイント還元だけで年会費の元を取るのが難しい場合、次に考えるべきは「付帯特典をどれだけ活用できるか」です。

プラチナカードの目玉である「プライオリティ・パス」。持っているだけでステータスを感じられますし、空港での待ち時間を快適なラウンジで過ごせるのは魅力的です。食事やドリンク、Wi-Fiなどが無料で提供されるため、空港での出費を抑える効果もあります。

しかし、年に数回しか海外旅行や飛行機での出張をしない人にとっては、その価値を最大限に活かせているとは言えないかもしれません。私自身、ラウンジを使いたいと思うのは主に乗り継ぎ(トランジット)の時くらいでした。

その他のVisaプラチナ特典(コンシェルジュ、ダイニング優待、ゴルフ優待など)も、ライフスタイルによっては非常に有用ですが、私のように「特典のために高級レストランに行くのは本末転倒」と感じる人にとっては、あまりメリットにならない可能性があります。

結局のところ、ポイント還元と特典利用を合わせて、年会費20,000円以上の価値を感じられるかが、プラチナカードにアップグレードするかの判断基準になります。

エポスプラチナカードの必要性:他のユーザーの声と考察

私と同じように、インビテーションは来たけれどアップグレードを迷う、あるいはゴールドカードで十分満足している、という声は少なくないようです。(もちろん、プラチナカードの特典を有効活用されている方もたくさんいらっしゃいます!)

(※以下、元記事にあったTwitter埋め込みへの言及。リンク切れや表示不可の可能性があるため、テキストで主旨を記載)

SNSなどを見ても、「プラチナ招待来たけど、年会費払うメリットあるかな?」「ゴールド(無料)で十分かも」といった投稿が見られます。プラチナのインビテーションが届くくらいカードを利用している人でも、年会費と特典のバランスをシビアに見ていることがうかがえます。

私自身は、当時のライフスタイルでは年会費に見合うメリットを感じられなかったため、インビテーションを見送りました。まずは年会費無料のゴールドカードで利用実績を積み、自分のカード利用額やライフスタイルが変化し、プラチナ特典(特にプライオリティ・パス)に明確なメリットを感じられるようになった時に、改めて検討すれば良いと考えたからです。

エポスプラチナカードはどんな人におすすめ?

ここまでの考察を踏まえ、エポスプラチナカード(年会費20,000円)へのアップグレードが特におすすめできるのは、以下のような方々でしょう。

年間利用額が多い方(目安200万円~300万円以上)

年間利用額が多いほど、ボーナスポイントによる年会費回収、さらにはゴールドカード以上のポイント還元が期待できます。特に年間300万円以上利用する場合は、年会費を差し引いてもゴールドより多くのポイント(実質2万ポイント以上)が得られます。

月額25万円以上の利用は簡単ではありませんが、家賃、光熱費、通信費などの固定費に加え、日常の買い物、そして「tsumiki証券」でのエポスカードを使った投資信託の積立(月額最大10万円まで ※2024年6月現在)などを組み合わせれば、達成可能な方もいるでしょう。積立投資でポイントが付与されるのは大きなメリットです。(※ポイント付与ルールは変更される可能性あり)

海外出張・旅行が多く、プライオリティ・パスを頻繁に利用する方

プライオリティ・パスのロゴ

年間利用額がそれほど多くなくても、プライオリティ・パスのプレステージ会員資格(通常年会費469米ドル=約7万円以上 ※2024年6月レート)に価値を感じる方にとっては、年会費2万円は非常に魅力的です。年に何度も海外へ行く方、乗り継ぎが多い方は、ラウンジ利用だけで十分に元が取れる可能性があります。

プライオリティ・パス

充実した海外旅行傷害保険やコンシェルジュサービスを求める方

最高1億円の充実した海外旅行傷害保険(家族特約付き)や、24時間対応のプラチナ・コンシェルジュ・センターに魅力を感じる方も、年会費を払う価値があるかもしれません。

エポスカードはゴールドでも十分魅力的

プラチナカードのインビテーションが来ても、必ずしもアップグレードする必要はありません。インビテーションで年会費永年無料になるエポスゴールドカードは、それ自体が非常にコストパフォーマンスの高いカードです。

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ゴールドカードでも、

  • 年間50万円利用で2,500ポイント、年間100万円利用で10,000ポイントのボーナスポイント。
  • 選べるポイントアップショップでポイント最大3倍。
  • 国内主要空港+ホノルル・仁川の空港ラウンジ利用無料。
  • 海外旅行傷害保険(自動付帯 最高1,000万円)。

といった十分な特典があります。特に年間利用額が50万円~100万円程度の方にとっては、年会費無料でボーナスポイントももらえるゴールドカードが最もお得と言えるでしょう。

エポスゴールド・プラチナのボーナスポイント表(旧)

※ボーナスポイントの詳細は最新のものを公式サイトでご確認ください。

また、エポスファミリーゴールドを利用すれば、家族の利用額に応じて代表者にポイントが付与される特典もあります。

※エポスファミリーゴールド特典 (2024年6月現在)
家族 合計年間 ご利用金額 100万円以上 200万円以上 300万円以上
代表会員への
ファミリーボーナスポイント
1,000 P 2,000 P 3,000 P

ゴールドカードのインビテーションは年間50万円程度の利用で届くことが多いので、まずはエポスカード(一般カード・年会費無料)に入会し、ゴールドを目指すのが王道と言えるでしょう。プラチナへのアップグレードは、その後じっくり考えても遅くはありません。

エポスカードは年間を通して様々な入会キャンペーンを実施しています。まだお持ちでない方は、公式サイトをチェックしてみてはいかがでしょうか。

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インビテーションは焦らず検討を

初めてプラチナカードのインビテーションを受け取ると、「今アップグレードしないと、もうチャンスはないかも?」と焦ってしまうかもしれません。

しかし、私の経験や他のユーザーの話を聞く限り、エポスカードのプラチナ招待は、条件(年間100万円程度の利用)を満たし続けていれば、その後も定期的に届く可能性が高いようです。(もちろん、審査基準は変動する可能性があるので絶対ではありません。)

インビテーションが来たからといって、すぐに決断する必要はありません。ご自身のカード利用状況やライフスタイルをよく分析し、年会費に見合うメリットがあるか、特典を本当に活用できるかをじっくり検討してから判断しましょう。

もし年間利用額が100万円を下回るようであれば、そもそもプラチナカードのポイントメリットは薄れます。自分の使い方に合ったカードランクを選ぶことが、最も賢い選択と言えるでしょう。

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