セラロンの階段概要

foto: noriji
この階段沿いに住んでいたチリの芸術家、ホルヘ・セラロン(1947-2015)という男性が、1990年からひとりで作ったものです。
階段の整備状況が悪く、景観を良くしようとひとりで修復を始めました。最初は周りの住民からも全く評価されていませんでしたが、やがて2005年にはリオデジャネイロ市から文化遺産として認められるほどになりました。
もともと世界中をまわっていた画家・陶芸家だったセラロンは、最初は自分で集めてきたタイルや、リオの工事現場のゴミなどからタイルを拾って来て貼り付けていましたが、彼の活動を見た人が世界中から次々に寄付するようになりました。
これがホルヘ・セラロンさんです。
スヌープ・ドッグとファレル・ウィリアムズの「Beautiful」など、多くのPVにもセラロンの階段が撮影場所として使われていたりもします。
セラロンの階段タイルの一部をご紹介
アフリカのスワジランドから来たタイル
キューバリブレの作り方が書かれたタイル
魚と書かれたタイルも気になります。
実は、阪神タイガースのタイルもあります。
ヒントは入ってすぐの左側!探してみてくださいね♪
セラロンの階段基本データまとめ
最近では警官も見張りでいたりしますが、周囲はあまり治安はよくないです。上にのぼりすぎたり、横の変な道に入ったり、周りに人がいても油断しすぎないようご注意を!
※メトロのGlória(グローリア)駅からも近いように見えますが、グローリアから歩くのは治安上オススメできません。
途中は、リオに慣れている人でも少し危ない道です。
名称 | Escadaria Selarón |
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読み方 | エスカダリア・セラロン |
料金 | 無料 |
営業時間 | − |
住所 | R. Joaquim Silva, S/N – Centro, Rio de Janeiro |
アクセス | メトロ「Cinelândia」駅から徒歩5分 Sala Cecília Meirelesという白い大きな建物の脇道を入るとすぐに見えます。 道がわからなければ迷わずタクシーを! |
住所 | R. Joaquim Silva, S/N – Centro, Rio de Janeiro |
おまけ
リオデジャネイロには他にも、美しい階段アートがあるのをご存知でしたか?
Ladeira Freitas Orlando(ラデイラ・フレイタス・オルランド)という坂にある階段で、白を貴重としたタイルや、反射する鏡のようなものが散りばめられていて、晴れた日はキラキラしてとても綺麗です。
たまたま仕事で、車で通りかかった時に見つけたので、観光スポットというわけではありません。個人的にあまりオススメはしませんが、行く場合はタクシーで来てそのタクシーで帰る、もしくは地元の人と一緒に行くなど、自己責任でお願いいたします!
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