僕は今までヨーロッパ数か国、東南アジア数か国、アメリカ、中国、バングラ、ミャンマーくらいしか行ったことがなく、南米はブラジルが初めての旅でした。
ブラジルは日本から最も遠い国の一つで、移動時間はヨーロッパの倍、天候は日本とは大きく異なり、文化も違います。
そんなブラジルに来るために、何を持っていくべきか色々と考えたわけですが、やはり持ってきて良かった!と思えるグッズがいくつもありました。
ブラジルだけでなく、これから海外旅行へ行かれる方は是非参考にしてみて下さい。
移動中に便利なグッズ
飛行機のみならず、長距離バスでの快適な睡眠に欠かせない”旅行用枕”
ブラジルまで約30時間のフライト、そして現地の移動手段で頻繁に使うことになる長距離バス。
このどちらでも大活躍なのが「旅行用枕」です。というよりこれがないと眠れないこともあります。バスによってはフルフラットにならなかったりしますし、枕をクッションにして窓側に体を傾けて眠れるので、バス移動がかなり楽になります。
メーカーは様々ありますので、空港で慌てて買わずに事前にいくつかの店舗でチェックしておきましょう。
寒暖の差に気軽に対応できる”ライトシェルパーカ”(モンベル)
ブラジルには2種類の気温差があります。
一つは昼と夜の気温差、もう一つは乗り物の内部と外部との気温差。
昼夜の気温差は地域によって異なりますが、昼こんなに熱かったのに!と思っていても、夜は冷えることはざらです。特に安宿によってはタオルケット1枚程度の掛け布団がなかったりして、体が冷えて夜眠れないということになりかねません。
また乗り物、特に長距離バスに関していうと夏にかなり寒い空調を入れてくることがあります。いくら外が暑いとはいってもこれでは寒すぎるという場合に、エアコンの空気から守ってくれる薄いジャケットがあると大変便利です。
モンベルのこちらのパーカーは内部にフリース、頭にはフードが付いているためちょうどいい暖かさがあり、ちょっと寒いという時に快適に過ごせます。また使わない時にはソフトボール大にたためるため持ち運びに重宝します。
街なかで便利なグッズ
景色を楽しむために絶対欲しい”サングラス”
冬でも昼間はとてもまぶしいです。夏はなおさら。
ブラジルの雄大な自然を楽むためにも、街なかを散策するためにも、サングラスがあるだけで楽しみが全く違うと思います。
私は普段眼鏡を使っているのですが、別に度入りサングラスを購入しました。JINSやZoffなら1万円台で、眼鏡市場でレイバンのサングラスが2万円程度で購入できます。
ちなみにこちらだとサングラスざらにいますので、サングラスなんてキザだとか恥ずかしさで悩む必要は全くありません。
度入りサングラスの場合、工場で加工する場合もあるらしく、数日から2週間程度の時間がかかることがあります。年末年始はもっとかかることもあるようなので、余裕をもって足を運びましょう。
男性でも脱皮状態回避のために必須の”日焼け止め”
以前、Ilha Grandeという島に遊びに行った際に、何もつけずに一日海でゴロゴロしていたところ、翌日から全身の皮がすべてむけました。そして何よりも本当に痛いです。
日本の海では全く気にならなかった日焼けがこちらではとても辛かったため、男性で日焼けを気にしない人であっても用意しておきましょう。
万が一強盗に襲われても資産を守れる”ぶらんこパーツ金具付き”(ソロツーリスト)
ブラジルではいつスリにあったり、強盗に襲われるか本当に分かりません。
強盗にあっても抵抗せずに素直にお金を渡すのが原則ですが、ある程度金銭を分散させておけば、被害額は少なくて済みます。
小型の財布などを別途用意して、いざというときに備えておきましょう。
現地SIMを日本のiPhoneで使える”R-SIM10+
海外用にスマートフォンを用意しなくても、現在使っているiPhoneを現地の安いSIMで利用できます。
詳細は以下の記事を参考にして下さい。
何かと割引が受けられる国際学生証
ブラジルに限った話ではありませんが、海外の美術館などでは学割が使えます。ただ、日本の学生証をそのまま見せてもスタッフが分からないため、国際学生証という仕組みがあります。
大学生協などで発行してもらえますので、学生の皆さんは是非取得しておきましょう。
宿で便利なグッズ
洗面用品、薬など全てまとめて整理できる”ポリエステル吊して使える洗面用具ケース”(無印良品)
最近の旅行者の中ではダントツの人気を誇っているこちらの商品。
僕も使っているのですが、本当に管理が楽です。たぶん女性だと洗面台の前で過ごすことが多いと思いますので、さらに楽になると思います。
ちょっとした買い物にも便利なスリッポン(TOMS/トムス)
道路が必ずしも綺麗に舗装されているわけではないので、でかける際はスニーカーがオススメなのですが、宿の中にいたり、ちょっと近所に出かける際にはスリッポンが便利です。
サンダルをオススメされている方もいますが、指の付け根が痛くなったり、踏ん張りが効きにくいのが難点です。
サンダル同様に荷物の隙間に入れることができますので、全くかさばりません。
複数用意しておきたいC型コンセントプラグ
ブラジルのコンセントはA型・C型・SE型です。
A型は日本と同じ差込口の形式であり変換プラグは不要ですが、主にはC型を準備する必要があります。SE型はブラジルで見たことがありません(広いブラジルなので、SE型も必要になるかもしれませんが、一つだけ用意しておく程度で十分です)
なお、ブラジルでは新しい3本口のコンセント(Nタイプ)が2011年以降順次導入されていますが、NタイプであってもCタイプの変換プラグが利用できます。(端2つの位置が同じため)
iPhoneの充電やパソコンの充電、場合によってはドライヤーも必要になると思いますので、コンセントプラグは複数用意しましょう。
店舗では少し高めの商品もありますが、基本的にこのような安い商品で十分です。