皆さん、イヤホンってどんなものを利用していますか?
街なかを歩いているとiPhoneに付属してくるイヤホンをそのまま利用している方もいれば、最近流行りのBeatsヘッドホンを利用している方もそれなりにいたりして、オーディオ機器って普通の人でも価格帯に大きな差が出るガジェットだと思います。
僕も初めて購入したイヤホンは2,000円程度のSonyの廉価なイヤホンでしたが、その後Boseイヤホンでその段違いの音の良さを知り、そして4年前にSHUREのイヤホンを購入することにしました。
イヤホンに求めていた機能
当時(そして今でも)僕がイヤホンに求めている機能は遮音性、中高音以上の通りの良さ、そしてヘッドホンではなく、イヤホンであることです。
高い遮音性
まずは遮音性。
東京の通勤ラッシュはとにかく騒がしいです。乗降する際の雑踏や数分置きに流れるアナウンスなど仕事の前後が疲れがちです。
その間をゆっくりと自分の好きな音楽を聞きながら過ごしたいという僕にとって、遮音性の高さというのは必須機能です。
中音以上が綺麗
高校生、大学生の時には重低音がガンガンくるイヤホンが好きでした。ジャズのベースの音が体に響く感覚が癖になったものです。そんな僕にとってはBoseのイヤホンは最高のオーディオ機器でした。
しかし、20代も半ばに来ると中音から高音の音の違いに気付くようになりました。耳の感度は年齢と共に鈍化していると思うのですが、美しい中高音が心地よいと思うようになったのだと思います。
ヘッドホンではなく、イヤホン
そもそもですが、ヘッドホンは選択肢の外でした。
例えば遮音性の高さでいえば、耳を包むような作りになっているヘッドホンの方がイヤホンよりも優れている傾向にありますが、イヤホンが良かったのです。
理由は普段オールバックにしているから。
ヘッドホンの場合、ヘッドハンドと呼ばれる頭頂部にかかる部分が髪型を圧迫してきます。そのため、ヘッドホンを外した後の髪型には変な跡が残ってしまいます。プライベートならまだしも、スーツで働くサラリーマンにはだいぶ辛いです。
SHURE SE425の決め手となった3つのポイント
きっかけは知人が「SHUREのイヤホンが欲しい」と言っていたことでした。
それまで知らなかったメーカーだったのですが、話を聞けばアメリカ大統領の演説にも使われたマイクを手がけるなど伝統と信頼のハイブランドメーカーであると。
ちょうど手持ちのBoseイヤホンが不調だった僕は買い替えを検討しており、家電量販店で聞いてみたところ感動しました。
SHUREのイヤホンは1万円くらいのローエンドの商品もあるのですが、いくつかを聴き比べて予算も踏まえて購入したのが、こちらのSE425。当時3万円くらいしましたが、直近は2万円強で購入できます。
このSE425が本当に素晴らしくて、4年経過した今でも他のイヤホンに切り替えたいとは思わせない最高のパートナーです。
世の中に数多あるイヤホンの中で、決して安いとは言えないSHUREのSE425を購入する決め手となったことがいくつかあるので紹介したいと思います。
SHURE掛けが実現する高い遮音性
SHUREのイヤホンにはSHURE掛けと呼ばれる独特のイヤホンの装着方法があります。
こちらの画像にあるように耳の後ろからイヤホンを回して装着するのです。
この装着方法に加えて、ソフトイヤピースを耳の中に挿入することで、耳の形に完全にフィットした装着が可能になり、外の音がほとんど中に聞こえない状態になります(音量にもよりますが)。
この遮音性に最も感動するのが飛行機の中です。
ジェット音がすごい中でも一定程度の音量まで上げると外の音が全く入らない個人空間が出来上がります。
目をつぶればコンサートホールにいるような立体的な音
目を閉じれば、コンサートホールで音楽を聞いているのではないかと錯覚します。
SE425には2基のマイクロドライバーが備わっており、音が立体的に聞こえてくるのです。
立体的というと抽象的な表現ですが、コンサートホールのように左右はもちろん、前後からも音が聞こえてくるように感じることになります。5.1chスピーカーを利用したことがある方ならそれに近い感覚です。
SHUREにはSE215やSE315などローエンドの商品もありますが、SE425になった瞬間にこの音の立体感が段違いに変わる印象です。
断線してもケーブル交換が容易な着脱式ケーブル
そして最期にSHUREの決め手となったのが着脱式ケーブルの存在。
これはSE425に限らず、SHUREのイヤホンに共通しているのですが、以下の画像のようにイヤホンとケーブル部分が着脱できるようになっています。
ケーブルが断線してしまった時に、数万円のイヤホンをまるごと買い換える必要がなく、ケーブル部分だけを交換することができるのです。
イヤホンに数万円もかけるなんて一般的にはマニアのように思われることかもしれませんが、安いイヤホンを何度も買い換えるより、この最高の音質を長く利用できるメリットを考えれば、コストパフォーマンスは非常に高いと思います。
4年間利用後のレビュー。最高の相棒だけどたった一つの欠点
かれこれSHUREに買い換えてから4年が経過しました。当時3万円くらいだったので、年間にすれあ8千円弱といったところです。本当に買ってよかった商品の一つです。
遮音性の高さは、通勤時の癒やしはもちろんのこと、仕事やブログ執筆の集中度を格段に高めてくれたため、生産性の高さにも寄与してくれたと思います。
SHURE掛けは耳の負担がほとんどなく、イヤホンを着けていたことを忘れさせてくれます。
しかしながら、1つだけ欠点があります。
ケーブルの長さが半端じゃなく長い!
なんせ162cmもケーブルがあるのです。。。
身長180cmある僕にとってさえ、これはあまりに長い。イヤホンなんて耳からズボンのポケットに少し余裕をもたせた長さがあれば十分だと思うのですが、これが160cm以上あるわけでして不便じゃないわけがないのです。。。
どこかにひっかけたことは何度かありましたし、まとめる際にもクシャクシャにせざるを得ない。本当は専用のポータブルケースがあるのですが、面倒くさがり屋の僕は裸で持ち歩いております。
こういう利用方法をしていると断線リスクも高まってしまうわけで、SHUREさんには何とかして欲しいなぁと思うわけです。
ついにBluetooth対応が可能に!今が最高の買い時!
そんなことをずっと考えていたところ、なんと解決の糸口がついに示されました。
SHUREから純正のBlutoothケーブルが発売されることになったのです。上述の通り、SHUREはケーブルのみの交換が簡単にできるため、このケーブルを購入すればこれまでの長いケーブル問題から開放されます。
価格が安いとは言えないのですが、最大8時間の長時間バッテリーは魅力大です。
SE425のみならず、SEシリーズは全て対応しているようなので、まずはイヤホンのみ購入してみて、もしケーブルに不便を感じたり、無線化したいという場合には別途購入できるのは嬉しい限りです。
それにしても本当に良いイヤホンだ!
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