リオデジャネイロにあるサン・ベント修道院は、ブラジルで最も重要な宗教的建築物の一つであり、観光客に人気があります。ポルトガル語では “Mosteiro de São Bento” と呼ばれます。
この修道院は、16世紀にブラジルに到着したベネディクト会派の修道士たちによって建てられました。初期の建物は木造でしたが、18世紀には現在の建物が石造りで再建されました。
修道院は、リオデジャネイロの中心部に位置し、カテドラル・メトロポリターナ・ド・リオ・デ・ジャネイロやナショナル歴史博物館などの有名な観光スポットにも近く、訪れる人々にとって非常に便利です。
修道院の外観は、白い壁と赤い屋根が特徴的なコロニアル様式で、建物の周りには美しい庭園が広がっています。内部には、バロック様式の壁画、ステンドグラス、大理石の彫刻、金箔装飾の祭壇など、見所がたくさんあります。
修道院には、宗教的なミサや祈りの時間が定期的に開催されています。また、修道院内にはブラジルで最も有名な聖歌隊の一つがあり、美しい歌声を聞くことができます。
日曜日の午前10時の大ミサでは、ベネディクト会の修道士による聖歌隊がグレゴリオ聖歌を歌い、早起きした人は平日の午前7時30分(土曜日は午前8時)にもミサを聞くことができます。Rua Dom Gerardoから修道院に行くには、40番出口からエレベーターで4階に上がります。
修道院には、入場料が必要で、一部のエリアには制限があるため、事前にチケットを予約することをお勧めします。修道院内には、ギフトショップもあり、聖書や修道院の歴史に関する本、お土産などが販売されています。
サン・ベント修道院は、ブラジルの宗教的な歴史や文化を学ぶのに最適な場所です。建物自体は美しく、内部には貴重な芸術作品がたくさんあります。また、聖歌隊の歌声や宗教的な儀式に参加することもできます。ブラジルを訪れた際には、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
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