自宅で超簡単エスプレッソ!人気のマキネッタ「モカエキスプレス」を購入レビュー!

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ブラジルでシェアハウスをしていた時に同居人のイタリア系ブラジル人が毎朝ごちそうしてくれたエスプレッソコーヒー。

今まで見たことのない器具で沸かしていたのですが、最近あれがマキネッタなるものと知りまして、その日のうちにすぐアマゾンで注文しました。

最近ずっと朝の喫茶店が習慣化していたのですが、お陰様で自宅で朝の眠気が吹っ飛ぶようになりました。喫茶代の節約にもなって、熱々のコーヒーを好きなだけ飲めるようになり至福であります。

  

マキネッタとは

マキネッタはイタリア国民の9割が保有していると言われているエスプレッソメーカーです。今では世界中で広まっていて、ブラジルでも大型スーパーなどで見かけました。

マキネッタは水を入れる下部、コーヒーの粉末を入れる中部、そしてコーヒーが入る上部の3層構造になっています。

通常のコーヒーがドリッパーを通して上から下にお湯を通すのに対して、マキネッタは下部で沸騰したお湯が蒸気圧によって中間に入れたコーヒー粉末を通り、そして上部の容器に流れていく仕組みになっています。

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噴水のように吹き出たコーヒーは返しの下にある空間に溜まっていき、そのままポットのようにカップに注ぐことができるというもの。

エスプレッソマシンとの違い

さて、エスプレッソと言えば最近流行りなのがエスプレッソマシン。当初僕も結構本気でエスプレッソマシンの購入も検討しておりまして、量販店に行ったり、ネットサーフィンしたりして、購入一歩手前でした。

ちなみにアマゾンで買い物かごに入れたものがこちら。デロンギのエスプレッソ・メーカーです。

知人の事務所で偶然飲みまして、味わい深いエスプレッソに感動したものの以下のことを検討の末、エスプレッソマシンからマキネッタに心変わりしてしまいました。

値段は10分の1。圧倒的にコスパの良いマキネッタ

マシンの場合どうしても金額が高くなりがちで、2万、3万するのは当たり前だったりします。デロンギの高いものだと10万近いものもちらほら。ただエスプレッソを飲みたいだけなのに、ここまでの費用を支払うのはややハードルが高い。

一方で、こちらのマネキッタは電気機器ではなく、単なるアルミ製ポット。そのため価格は3千円程度。もちろん基本的には故障もなければ、電気代もかからないわけで、廉価に長く利用できる最高の相棒になってくれます。

キッチンで邪魔にならないコンパクトなサイズ

はい、一人暮らしには結構大きな理由です。

日本の広くないキッチンにおいて、欧米製のあの大きなエスプレッソマシンを置くとスペースをかなり取られてしまいます。奥行きがあるだけでなく、相応の高さがあるため良く言えば存在感があるのですが、まぁ実際は圧迫感があると思います。

マキネッタは湯沸かし器よりもコンパクトなため、キッチンの邪魔にならないだけでなく、インテリアとしてもお洒落な存在感を醸し出してくれます。

手入れは不要。ただ洗うだけ。サボりグセのある人にはマキネッタ

エスプレッソマシンはパーツがかなり多くて、掃除するのが面倒になります。最近のものは手入れが簡易になっているようですが、ついついサボりたくなります。

マキネッタは使い終わったらただ水洗いするだけです。急いで出ないといけない時でも次の日に洗えば問題ありません。次に使う時に洗わないと利用できないため、僕のように面倒臭いことが苦手な人には逆にオススメです。

高価なエスプレッソマシンの手入れをサボって寿命短くするよりずっとマシです。

ただし、エスプレッソマシンに比べると抽出は少し時間がかかる

一点だけ我慢しなければいけないことも。それはエスプレッソの抽出時間。

高価なエスプレッソマシンであれば好きな時にボタン一つですぐにコーヒーが出てきます。しかしこちらは原始的な湯沸かしポットですからお湯が沸騰するのを待つ必要があります。

まぁ待つといってもお湯が沸いて上部に流れてくるのを待つことなので、時間にして10分もかかりません。

さらにこの時間を我慢できないという方はエスプレッソマシンの購入が良いでしょう。

ビアレッティ社「モカエクスプレス」を使ってみた。4カップで2人分の十分な量

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さて、前段が長くなりましたが、今回購入したマキネッタはイタリアのビアレッティ社製「モカエクスプレス」という商品。モカと名前がありますが、いわゆるカフェモカとは全く関係ありません。正真正銘のエスプレッソメーカーです。

4カップのものでアマゾンにて約3,500円で購入。

たった3,500円で喫茶店代が一気に抑制できるのであれば安いもの。欲を言えばブラジルだったらコーヒーも激安(500g300円くらいで十分美味しい)でして、さらにインパクト大なのですが。日本はそもそもコーヒー豆が高い。

実際に作ってみましたが、味わい十分。あぁあのアメリカンコーヒーとは異なるぐっと脳に突き刺さる重さ。自宅で作業する時にずっとこのエスプレッソが一日中楽しめるなんて最高。

4カップであれば火をつけてから約7分で抽出されました。特に不具合もなく、使い勝手に不満もありません。

僕は無類のコーヒー好きで、一杯では少し足りないので4カップ用を購入しましたが、分量に合わせてサイズバラエティが色々あります。

簡単にまとめておくと以下の通り。

1カップ 約50cc
2カップ 約100cc
3カップ 約150cc
4カップ 約200cc
6カップ 約300cc
12カップ 約600cc
18カップ 約900cc

マキネッタの場合、大は小を兼ねることはなく、基本的に規定の容量でつくることしかできません。大きめのものを買っておいて普段は半分の量、友人と一緒にいる時には規定量という使い分けはできません。家庭の状況に合わせてサイズと選ぶようにして下さい。

僕は一人で通常のコーヒー豆で少し濃い目のものを飲みたいということもあり、4カップで購入しましたが、マグカップ一杯分に若干足りないかなというところでした。

なお、小型のモカエキスプレスを利用した場合、コンロのサイズが上手く合わずに五徳にひっかかりません。僕が購入した4カップも一回り強足りず、別途補助五徳を購入しました。十分にご注意下さい。

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