海外から日本に超格安で電話できるLine Outの使い方と利用体験談

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今の時代もはやLineでほとんど済ませてしまいます。

仕事ややむを得ない時以外はほとんど携帯から電話をすることはありません。

それはこちらブラジルでも同じでして、みんなWhatsappというLineと同様のアプリを利用しています。日本に友人と話をする時もLineやSkypeで十分ですし、特段困ったりしませんでした。

ただ、先日クレジットカードのコールセンターに電話をする必要があり、初めてLine Outを利用しました。

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使い勝手なども全く分からないままにチャレンジしてみましたが、結果的に中々良いなぁと思いました。特に海外滞在中で日本に電話をしなければいけない時、既に入れているLineでちょっと手続きするだけで電話ができるというのはかなり貴重です。

  

Line Outとは

Line OutはLineが提供するIP電話サービスです。

IP電話ってなんぞやという方もいらっしゃると思いますので、簡単に説明します。

従来は電話をするために電話回線を使っていました。電話回線の場合、地域ごとにあるNTTの基地局を経由して電話をしています。そのため遠くなればなるほど通話料金が上がります。携帯電話につなげるときは、さらに携帯電話会社の交換器も経由したりしているため、通話料金がさらに高くなります。

IP電話は原則としてインターネット回線を利用して電話をかけます。インターネットはどこまで行っても料金が変わる仕組みではないので(市内でメールしても県外にメールしても同じですよね)、電話回線を利用した時よりも安くなります。

で、海外であればなおさら電話回線よりもずっと安く利用できるというわけです。

もちろんLineユーザー同士であればLineを使えばいいわけですが、固定電話に電話をしたい時にはそういうわけにもいきません。そんな時にLine Outが活躍するわけです。

例えば日本からブラジルに電話をするとNTTの固定電話だと昼間で230円/分、深夜でも73円/分、世界割というサービスに加入しても30円/分します。

これがLine Outでブラジルの固定電話にかけた場合は3円/分です。10分電話しても30円です。逆にブラジルから日本へ電話しても3円/分です。

ただし、一般的にIP電話は通話の品質が落ちると言われています。様々なサイトの情報を見ているとIP電話の提供会社によって結構品質に差があるといわれていたため、しかもLine Outはどちらかというと不安定みたいな書き方がされていたので、ちょっと心配ではありました。

追記

なんとLine outで固定電話へも無料で電話できるサービスが発表されました。電話利用前に一定時間の広告を聞くことで、固定電話・携帯電話宛で最大3分(国内外)の無料通話が利用できます。

利用可能な国と無料通話時間は以下の通り。飽くまで通話先なので、以下のリストに含まれない国から日本への通話も無料になります。ただし、一定時間が経過すると強制終了されてしまいます。ご注意下さい。

lineoutfree-fee

実際に利用してみて、これなら文句ないと思う

で、今回エポスカードのコールセンターに電話したわけです。海外キャッシング分を前倒しで支払うと金利が安くなるので。電話代含めても全然安いです。

さて、そんなわけで実際に利用してみた感想としては「全然いける!」です。

確かに多少のタイムラグはありました。こちらが話してから向こうが返答するまで1秒か2秒はあったように思います。これはいくらか気になるタイムラグではあります。

ただ、コールセンターに電話したり、会社に電話したり一定の目的があって電話する分には全く問題になりません。たいていの場合、相手が話してから、こちらが話すという暗黙のルールがありますから。

世間話で長時間電話するのにはちょっと向かないかなとは思いました。そういう相手はLineなりSkypeのユーザーでしょうから、こちらを使う必要はそもそもないわけでして。

個人的には十分利用価値がありました。

Line Outの使い方

Line OutはLineアプリの中のサービスの一つだと考えて下さい。新たなアプリをインストールする必要はありませんが、Line同士の通話が無料であるのに対して、LineOutは上記の通り料金のかかるサービスですので、少し手続きがあります。

Line Out設定画面へのアクセス方法

まずLineを開きまして、右側にあるメニュー画面にいきます。

メニュー画面の右上に「設定」ボタンがありますのでタップします。

lineout

設定画面の中段ちょっと下に「Line Out」がありますのでタップして下さい。

lineout1

こちらがLine Outの設定画面です。

lineout3

チャージ

まず利用するためにコールクレジットを購入します。

頻繁に使うというわけでなければデフォルトで設定されている240クレジットでいいでしょう。

設定画面内の「コールクレジット」をタップします。1クレジット1円です。

lineout3

購入するボタンを押すと購入手続きが進みます。

lineout4

電話方法

電話をする前にLine Outのショートカットをホーム画面に設置しておきましょう。

設定画面にある「ホーム画面にショートカットを作成」ですぐに設置できます。

lineout10

設置したアイコンをタップすると以下のような画面が出てきます。ここから先は通常の携帯電話と同様の感覚です。

登録している番号に電話したい場合は右上のアイコンから連絡先に、また電話番号を入力したい場合は左上のアイコンからできます。

lineout6

 

事前に通話品質を確認したい時は

実際にお金を払って使う前に音声品質を確認したいという場合は、連絡先から「Line Outテスト通話」にアクセスして下さい。実際どのような声で聞こえるか確認できます。

音声ガイダンスが流れるので、10秒間何か話してみてください。その音声がその後に再生されて、同じ品質で電話が可能です。

 

とりあえず海外滞在時にはクレジット入れておいてもいいかも

というのも、海外でトラブルに巻き込まれた時にすぐに電話できる状態にしておいた方が安心だからです。240円で、かつ有効期限もないクレジットなので財布も痛みません

クレジットカードを無くした、病院に行きたいけどどこがいいか分からない、強盗に襲われたので現地の大使館に電話をしたいなど実際にトラブルが起きると電話ができるというのはとても心強いです。

ちなみにもっとヘビーに使いたいという方には月額プランもありますので、そちらも確認シてみてください。

何かあってからではなく、普段から入れておけば冷静にすぐ対処することにもつながると思います。

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