どこの国に行っても海外でバスに乗るのはドキドキします。
どこで乗ればいいのか、どこで払えばいいのか、そもそも目的地にきちんとたどり着けるのか。
様々なことが壁となって、面倒だからタクシーでも乗るか、少し歩いてでもタクシーに乗るか、そういった方向に嗜好が向いてしまいます。
でもポイントだけ抑えてしまえばバスに乗るのは簡単です。バスを乗りこなして自由に街なかを移動しましょう!
こちらの記事は市バスに関する記事になります。
1.どこのバス停に行けばいいか
どこのバス停に行くかは、アプリで検索するのが一番早いです。
間違っても一番近くのバス停に乗ることはやめましょう。ブラジルはバス路線が日本の比にならないほどに交差しています。間違った目的地に連れて行かれる可能性もあります。
ちなみにアプリについてはGooglemapかTrafiというアプリがオススメです。
Googlemapは言わずと知れた地図アプリですが、現在地と目的地を入力すればバス停までの行き方、バス路線についてもルートを教えてくれます。
ただ、Googlemapの場合オフラインで検索をしてくれないため、街なかでどこどこに行きたいという場合には残念ながら利用できません。
そこで活用できるのがTrafiというアプリです。2016年6月からオフラインでの検索にも対応しました。
詳細は以下の記事をご覧ください。
2.どのバスに乗ればいいか
ブラジルのバス停には様々な路線のバスが乗り入れていることが珍しくありません。
正確なバス停にたどり着いても、そのバス停を通過するバス全てがあなたを目的地に連れて行ってくれるわけではないです。
目的のバスの見分け方としては、バスの前面にある表示を見るか、側面にあるボードを見るかでしょう。
アプリが路線番号を表示(上記写真を参考)してくれていますので、その路線番号のバスに乗車すれば問題ありません。(不安な時はドア越しに目的地の名前を運転手に聞けば教えてくれます。)
3.いつ料金を支払えばいいか
料金はバス運転手に払う場合と中頃にいる係員に払う場合があります。
不明な場合はとりあえずバス運転手にお金を支払う仕草をすれば、後ろで払ってくれというジェスチャーをしてくれます。
金額はアプリに表示されますが、だいたい4レアル前後と心得ておけば問題ないと思います。
ブラジルのバスは料金支払前の席と支払い後の席があります。その間は回転扉で間仕切りがされており、支払った場合のみ後部座席に通してもらえます。
支払前にある前方席はお年寄りや経済的に困窮している方々の席になるので、基本は後方に移動するようにしましょう。
4.いつバスを降りればいいか
バスに乗っていて一番ドキドキするのがどこで降りればいいかでしょう。
ブラジルのバスは日本のように「次は◯◯、降車される方は停車ボタンでお知らせ下さい」といったアナウンスも表示もありません。
ブラジル人はみな自分で降りるタイミングを見計らっています。
よくネット上のブログでは「係員に目的地を伝えて、運転手や係員の近くに座っていれば、降りるタイミングを教えてくれる」という方法が紹介されています。
これはこれで悪くはないと思うのですが、混雑していたりすると必ずしも係員近くにいれるわけではありません。
そこで安心なのはGooglemapで現在地をモニタリングして、目的地近くになったと思ったら以下の停車ボタンを押せばいいのです。
これは日本もブラジルも同じですね。
ボタンを押すと壁にあるこうしたサインが光ります。音がならなくてもこれで押したことを確認できます。
シャイな日本人でも一人でバスに乗れるもん
日本人はシャイな方が多いと思います。少なくとも僕は極度のシャイです。
バス停で何度も「このバスは◯◯行きですか」と聞くことは腰が引けてしまいます。バス係員に「ここでいいか?」と何度も聞くのも同様にできない性格だったりします。
それでも、そしてポルトガル語ができなくても、バス利用に全く不便を感じません。
たった数日しか滞在しない方でも、交通費の節約とブラジルライフのために是非バスの利用をオススメします!