日本では持っていない人の方が少ないのではと思うほど普及している鉄道ICカード。
JR東日本のSuicaを始め、関西のICOCA、北海道にはKitacaなど各地で広まっています。
ここブラジルにも同様のサービスがあり、長期で滞在する人には必須のアイテムとなっています。
BILHETE ÚNICOが必須の2つの理由
こちらが今回サンパウロで購入したBILHETE ÚNICOです。
リオデジャネイロなど他の年にも同様のサービスがあるようですが、一例として以下サンパウロの例を記載します。
ICカードが無いと、毎日3分を無駄にするかもしれない
というのも、こちらに自動券売機なるシステムは無いのです。
日本であれば、ICカードがなくても、券売機が複数台設置されているためすんなり切符を購入して改札を通ることができます。
しかし、こちらでは人力で切符を販売している窓口に並んで購入をしなければいけません。しかも窓口が一つしか開いていないということも珍しくありません。
そのため、ターミナル駅や夕方などの時間帯は非常に混雑します。20人くらい並んでいるのも見かけます。
毎回切符を購入する度にこの列に並ぶのはなかなか面倒な作業です。
そういうわけで、ICカードのBILHETE ÚNICOを持っておくことは必須と言っても過言ではありません。
バスと地下鉄のセット割りが利用できる
ブラジルはバス文化が非常に発達していて、どこへ行くにもバスが市民の足となってくれます。出発地と目的地によっては地下鉄よりもバスの方が早いということもしばしば。
また地下鉄駅までバスで行き、その後地下鉄で移動ということも経験することがあると思います。
その時にバスを利用してから3時間以内に地下鉄に乗れば、乗車料金の割引を受ける事ができます。
割引額は2レアルもありませんが、往復、そして複数回に渡って使うことを考えるとチリツモになります。
BILHETE ÚNICOの購入方法
さて、そんなBILHETE ÚNICOなのですが、購入できる地下鉄駅が限られています。
「比較的大きな駅であれば買えるよ」と知人から聞いていたのですが、複数の路線が乗り入れている駅でも販売していないところはしていないようです。
地下鉄の駅を利用する時に以下の店舗が目印になります。
店舗の係員に「Eu quero BILHETE ÚNICO(エウ ケーロ ビルへッチ ユニコ)」と伝えれば購入できます。
初回最低チャージ額は19レアルで、カード代金が3.80レアル、計22.80レアル支払いました。
事前に聞いていた話だとカード代金は無料という情報もあったのですが、こちらの通りですね。
BILHETE ÚNICOのチャージ方法
さて、ある程度使用したらカードにチャージしなければいけません。
チャージは購入したところと同様の販売窓口もしくは以下のような機械でチャージが可能です。このようなチャージ機械はサンパウロの駅のほとんどに設置してあります。
購入はハードル高くないですから、サンパウロやリオデジャネイロに入ったらとりあえず購入して、カードは記念に日本に持ち帰るのも一つの手かもしれませんね!
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