やはり海外に来たら現地の人々と交流したいものですよね。
短期的な滞在であればホステルはルームメイトとの会話があったりと楽しいものですが、中長期の滞在になると金銭的な負担が重くなってしまいます。
僕もブラジルに来た当初はホステルに宿泊したり、日系宿に宿泊したりしたものの、色々と考えた末、長期滞在する際の宿を探すためにAirbnbを利用してみることにしました。
今回宿泊したのは学生寮。学生寮といっても、1戸建てに学生だけでなく、社会人も半分いる謎の宿泊先でした。超ニッチですが、ブラジルでAirbnbするとこんな感じだよ!という施設のレビューを兼ねたご紹介をします。
雰囲気の良いピネイロス地区。家賃は一ヶ月1,250レアル(約38,000円)
今回宿泊したのはこちらの物件。場所はSumare駅から徒歩10分くらいのところです。
戸建ての部屋の一室を借りる形式ですが、オーナーはここには住んでいないので実質的なシェアハウスになります。1ヶ月宿泊すると15%の割引があるので、おおよそ1,250レアル(約38,000円)が家賃になります。
こちらなんと学生寮(student lodge)でして、ブラジルで最難関のサンパウロ大学の学生も住んでいました。
とはいえ、学生寮とは名ばかりで実際には出張で滞在していたり、家賃の高いサンパウロで安い宿泊場所を求めてきたサラリーマンがほとんどでした。でもみんなとにかく明るいので本当に楽しい宿です。
宿泊した部屋は寮の中で最も広い部屋です。

ダブルベッドと奥に勉強机があります。また左手前にシャワールームがあります。写真で見るよりは広く感じます。

宿泊した部屋だけ渡り廊下を挟んで独立していました。
宿泊者はサンパウロ大学修士の留学生からタトゥーアーティストまで。
定員は8名のようで、僕が滞在中に以下のような人々が入ったり出たり、また一緒に長期滞在したりしていました。
- サンパウロ大学に留学しているフランス人修士(建築、心理学複数)
- 英語教師として世界を飛び回るアメリカ人×2人
- 貿易会社勤務のブラジル人サラリーマン
- ブラジル国内を流浪するブラジル人タトゥーアーティスト
- スロベニアの数学教授(国際会議のため一時滞在)
- Fintechのコンサルタント
- 某大手家電メーカー社員(転職活動のため一時滞在)
- 女性の人権問題に関する全国学生グループリーダー
オーナーが英語を話せて、その旦那さんがオーストラリア人ということもあり、英語が話せる滞在者が多いというのも特徴です。ブラジル人も含めて英語が全くダメという人は1人くらいですかね。

人々が集うキッチン。色々な話が飛び交います。
そして外国人が多いこともあり、どこで何が買えるか、どうやってここで生活するかといったノウハウみたいなものを共有してもらえたのが有り難い。
みな長期滞在者でアメリカ人については1年半以上生活しているとか。一人は次はドバイに行くそうです。
おそらく常にこういう顔ぶれで生活していると思われるので、ポルトガル語はできないけど、色々な人と交流したいという方はAirbnbで問い合わせるといいかもしれません。
ちょっと我慢が必要なことも
ブラジルならではというか、途上国ならではということもあり、慣れるまで我慢が必要なことがあります。
部屋について
- WiFiが弱い
通常のインターネット回線を複数人で利用すると各部屋のWiFi回線がとても弱くなってしまいます。夕方以降ハウスメイト達が帰宅する頃になるとすぐに切れたりします。海外のインターネット回線はそもそも日本ほど強力ではないため、こうした点には注意が必要です。
- 幼虫がたまにいる
なぜだか、そしてどこから落ちてくるのか分かりませんが、机にたまに落ちていました。たまにです。
ブラジルに限らず、南国の家は日本のように密閉されていないことが多いです。ホステルやオテルであれば問題ありませんが、通常の一般家庭(戸建て・マンション問わず)の場合は自然との共生をするつもりで生活する心意気が必要です。
- 若干ドアに隙間がある
これも南国ならではなのかもしれません。夜はかなり冷え込むため、家人に毛布を貸してもいました。
その他
Airbnbのレートがあまりにも悪かったため、キャッシュで支払いをお願いしましたらOKもらえました。
長期滞在が半分、短期滞在社が半分で、非常に風通しの良い宿です。様々な情報や話が入ってきて非常に面白いですよ!
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