3回被害にあって学んだベトナム旅行でぼったくりを回避する4つの作法

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今年はお盆休みを利用してベトナム旅行に行ってきました。

首都ホーチミンから入って、中部の都市ダナン、そして北部のビジネス都市ハノイを1週間かけて歩き回っていました。

久しぶりのアジア旅行は刺激的である一方で、「あぁこれがアジアだった」と思わされる体験が多くありました。

その中でも手痛かったのが「ぼったくり」。世界どこへ行ってもぼったくりはあるものの、ベトナムのぼったくりは想像していた以上でした。

  

ベトナム到着後12時間で3回ぼったくられる

メーター改造タクシーにぼったくられる

ホーチミンの空港に降り立ったのは午後の11時頃。

事前に白タクも多いと聞いていたので、慎重に公式のタクシー乗り場に向かいました。

日本のタクシー乗り場では通常前に停車しているタクシーから順に乗っていくものかと思いきや、勢い良く英語で話しかけてくるオジサン。

非英語圏で英語で話しかけてくるドライバーほど怪しげなものもないですが、他の運転手も別に気にしない様子ですし、公式のタクシー乗り場だしと思い乗車。

乗車後にすぐにメーターを確認すると、きちんとメーターは回転している様子。これなら大丈夫かなと思って30分ほど市内まで乗車。

さてさて、ホテルに到着してメーターを確認すると70万ドン(約3,500円)!初めてのベトナムで通貨感覚もよく分からず、結構高いんだなぁとその場では支払ったものの後々ホステルのスタッフに聞くと通常20万ドン(1,000円)くらいとのこと。

ベトナムでフォーを食べると5万ドン(250円)くらいです。50万ドンはフォー10食分です。痛い出費です。

さらに話を聞くと、僕が乗車したタクシーのメーターは改造されていたであろうとのこと。白タクではなく、免許を持ったタクシーでもこうしたことは珍しくないそうで。。。

ライター購入でぼったくられる

翌朝タバコを吸おうとライターを購入することに。

露天商のオバさんに声をかけるとすぐに用意してくれました。観光客に慣れているようで、高齢のオバさんでも簡単な英語は通じるみたいです。「How much?」と聞くと10万ドンとの返答。

昨晩ぼったくられた僕も、まだこの国の物価水準を理解しておらず、また朝半分寝ている状態であったため、そのまま購入。

購入後によくよく考えてみたら、10万ドン=500円。ライター一本500円!ありえない。。。

ちなみに別の店舗でもう一度購入する機会があったのですが、その時は5,000ドン(25円)。20倍の料金をふっかけられたわけです。

コンビニのコーラでぼったくられる

もうここでかなり心が折れそうでした。

この国の人々は皆騙そうとするのか。まともな人間はいないのか。なんなんだ。。。

そんな時に視界に入ったのがファミリーマート。ノドも乾いていたし、流石にコンビニなら価格は決まっているだろう。

棚に並ぶコーラの値段を見て、1万ドン(50円)であることを確認。もうこれでボラれ天国から脱することができるだろうと思い、レジに持っていきました。

まだ大きな紙幣しか持っていなくて、20万ドン(1,000円)を渡す。

店員はノールックパスのごとくレジに紙幣を入れる。そして、返されたのは1万ドン。レシートもなく、僕は唖然。19万ドンのお釣りなんですけど。。。

いくらか抗議したものの、流れが早すぎて証拠もなく、結局あきらめることに。

ここまでで12時間も経過していません。ベトナムでお金を払った全ての場所でぼったくられるという悲しい状況。もう帰りたい。。。と一瞬思いつつも、自分の行動を反省してすぐに対策を打つことに。

ぼったくりを回避するために心がけた4つのこと

その後1週間ベトナムで生活しましたが、この間一切ぼったくりに合っていません。ふっかけられたことも何度かありましたが、しっかりと対応できました。

①値段は最初に聞く。

常に聞きましょう。

レストランでも全ての食事に価格がついていないことがあったり、街なかで声をかけられるバイクタクシーも料金テーブルが決まっていないわけです。

サービス提供を受けてから料金を聞いてしまうともう相手のペースで話を進められてしまいます。

そのため最初に料金を聞きましょう。

②決まった料金はない。交渉は超強気に。

最初に料金を聞くと、かなり高い料金だったりします。

相手は平然と価格を伝えてきますが、マーケットやバイクタクシー、露天商のそれに定価はありません。最初の感覚で「えっ」と思ったら交渉しましょう。英語でも、スマホの電卓でも良いと思います。

個人的な経験で言うと以下のようにぐぐっと下がります。

  • マーケットのバッグ
    75万ドン→40万ドン
  • バイクツアー
    120万ドン→50万ドン
  • バイクタクシー
    10万ドン→6万ドン

③料金はお釣りと同時に渡す。お釣りはきちんと見る。

お金を渡す時は、相手に紙幣を見せてお釣りを用意させてから交換しましょう。

相手が受け取ったお金をちょろまかしたりする可能性がやはり否定できないからです。

④タクシーは基本VINASUNを利用する。

タクシーは基本的にVINASUNという会社のものを利用するようにしましょう。

こちらの赤と緑のラインが入ったものです。

▼VINASUN

他の旅行ブログでも安定して信頼できるタクシー会社として紹介されています。

タクシー乗り場ですぐに見つけられず、他の運転手が声をかけてきても無視して大丈夫です。またどうしてもVINASUNが見つからない場合にはMAI LINHというもう一つのタクシー会社を利用しましょう。こちらもVINASUNと併せてオススメされることが多いタクシー会社です。

▼MAI LINH

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