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これがブラジルのすき家だ!海外のメニュー、価格、スタッフ、その他もろもろ比べてみました

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少し前「ワンオペ」で世間を騒がせた”すき家”。今では深夜営業を少しずつ再開させて業績がぐんぐん伸びているようですね。

そんなすき家ですが、いくつかの国に海外進出をしていて、その一つがここブラジルなのです。

2016年7月現在サン・パウロを中心に13店舗を展開しており、日中のランチタイムは結構な人気ぶりです。

飲食チェーンの海外進出の中ではなかなか上手く行っているようだったので、ちょっと日本のすき家と比較をしてみました。

すき家ブラジル現地法人

※最後にメニュー写真を全て掲載しています

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内装

こちらがブラジルすき家(Sao Joaquim店)の内装写真です。

ほとんどがテーブル席で、日本でいうところのファミリーレストランに近いつくりです。

この写真の奥の方にさらに飲食スペースがあり、ざっと50席以上はあります。いわゆるカウンター席は左側にある数席のみ。

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壁の内装もこんな雰囲気で、なかなかオシャレな空間に仕上がっています。

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こちらでも人気のアニメや漫画を意識した壁紙です。牛丼屋というよりは、ファミレスですね。十分日本でも通用しそうです。

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メニュー

メニューは大きく分けて、「牛丼」「丼物」「ラーメン」「コンボ(定食)」「サイドメニュー」「スウィーツ」です。

日本のメニューと比べた時にやはり目を引くのが「ラーメン」と「スウィーツ」。

東洋人街のリベルダージではラーメンが大人気で、行列ができる店もあり、そうした層を狙って日本では出していないラーメンをメニューに組み込んだのでしょう。

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もう一つはスウィーツ。

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夏のサン・パウロはこれまた中々の暑さでして、マクドナルドなどでもスウィーツ専用の販売口が用意されているほど。冷たいものが無性に欲しくなる気候です。

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Sukichouxチョコレート味。普通のアイスで良いかなと思いました。

そうした気候と日本らしさの組み合わせから生まれたのが、抹茶ドリンクとアイススウィーツと思われます。

評価が難しい項目ですが、何度か通って食べてみたメニューで評点を付けたいと思います。

実食済みのメニューは「Negui Tama・ねぎ玉牛丼」「Teri-Mayo Don・照りマヨ丼」「Curry Kara-Ague・唐揚げカレー」「Misso Tcha-shu Lamen・味噌チャーシューラーメン」の4品(結構食べたなぁ)。

評点は以下の通り。(5段階)

ねぎ玉牛丼★★★★★日本のと遜色なし。すき家だ、これは。
照りマヨ丼★★★

若干味がのっぺりしているものの、まぁまぁ。具材が大きすぎるのかも。

豚キムチ丼★★★キムチの量が少なく、味が薄い。肉の塩味が強すぎて、豚キムチ感がほとんどなかった。
唐揚げカレー丼★★★★

唐揚げは日本の味。カレーは辛味が足りないけど、そもそも日本のすき家でカレー食べたこと無い。まぁまぁの味。

味噌チャーシューラーメン★★これはひどい。味噌の味が薄すぎる。ローカライズでこの味なのか、スタッフが適当に作っているか不明ですが、麺の軟さ、そしてぬるいスープと日本人にはきつい。今後の生活の中で本当にブラジル人向けの仕様か考える必要がある。

何度も行っているのですが、毎回写真を撮り忘れてしまい、一部ですがこんな感じの丼です。

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唐揚げカレー丼

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キムチ牛丼。見るからにキムチの色が薄い。

価格

共通の商品を思しき以下の商品について値段比較すると以下の通り。

※日本の価格はすき家ホームページに記載されいているものを引用。

※1レアル=30円で計算

 日本ブラジル
サイズサイズレアル
牛丼350円M13レアル390円
大盛り470円G15レアル450円
特盛り580円GG17レアル510円
ねぎ玉牛丼470円M16レアル480円
大盛り590円G18レアル540円
特盛り700円GG20レアル600円
キムチ牛丼450円M16レアル480円
大盛り570円G18レアル540円
特盛り680円GG20レアル600円
牛あいがけカレー630円M18レアル540円
大盛り740円G20レアル600円
メガ850円GG------
からあげカレー600円M17.5レアル525円
大盛り710円G19.5レアル585円
メガ820円GG------

丼系については正直あまり大差がないです。日本の方が少し高いかなといったところ。

一方で、カレーはブラジルの方がずっと安いです。

カレーについて一つ言えるのは、日本のカレーメニューにあるような野菜はほとんどないということ。これは多少価格差に影響を与えているのではないかと。

さて、結局この価格から何が言えるかというと、この分量でこの価格は現地の人々からすると少し高い。ただし、ジャパンプレミアムに価値を見出せば悪くはないのかも。

というのも、いわゆるポル・キロやPlato Feito(サラダ・豆スープ・ご飯・肉の定食)で12から20レアルで食べられるため。

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好きなお肉とご飯、サラダ、フェイジョンがセットになった定食Plato Feito

スタッフ

日本のすき家と店舗サイズもテーブルサイズも異なるため、当然日本で問題になったようなワンオペはそもそも不可能。

呼び出しボタンで店員を呼ぶシステムで、この店舗でも夜7時半の時点でホールに3-4名はいた。キッチンは別。

挨拶は日本語でするように教育されているらしく、「いらっしゃいませ」「有難う御座いました」は言えるものの、なんとなく無愛想な雰囲気。

サン・パウロの飲食店は全体的に愛想に欠けているような気もするが。

その他

  • クレジットカードが使える。金額は現金と同じ。
  • 店舗によって注文オペレーションが少し異なっていて、Sao Joaquin店は電子端末に入力して注文票を発行、Leberdade店は手書きで既存の注文票にチェックをしていくスタイルだった。
  • 店内でPBのコシヒカリが販売されている。リベルダージのスーパーだとジャポニカ米は非常に高いがこちらは日本のスーパーと同じくらいの金額。
  • 昼は回転が早いためか、レジの渋滞が激しい

ブラジルすき家は経営的には上手く行っていそう

人々に話を聞く限り、こちらの給与水準でウェイターの給与水準は月1,000レアル(約3万円・正社員扱い)前後。

いくら店員が多いとはいえど、店舗規模(客席数)、回転数、そして日本並の価格水準を踏まえれば貢献利益は十分に出ていそうだと思う。

あとは13店舗で本社機能のコストをどの程度カバーできているかということだけど、これもまぁ日本のノウハウもあり、最低限の人員で回していけそうなので、全体でも黒字は確保できそうな雰囲気を感じました。

以下メニュー写真brasil-sukiya-menu1

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