【オリンピックレポート】ブラジルvsコロンビア戦をサッカーの本場で見てきたよ!

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こちらに来てから知り合った方がチケットを持て余していたため、8月13日に開催されたリオデジャネイロオリンピックのサッカー準々決勝を見てきました。

6月にもこちらのクラブチーム・クルゼイロの試合をベロオリゾンテで見る機会があったのですが、やはりオリンピックということで、ちょっと気合を入れて見てきたわけですが、クラブチームとオリンピックだと色々と雰囲気が違っていて、興味深いものがありました。

ちなみに結果はブラジルが2-0で快勝、無事に次の試合にコマをすすめることができました。さて、ここから優勝までたどりつけるのだろうか!勢いそのままに優勝しました!

  

コリンチャンス・アリーナへの行き方

今回試合が行われたのはコリンチャンス・アリーナというサンパウロをホームとするクラブチームのサッカースタジアム。2014年のワールドカップに合わせて作られたスタジアムで、外見も内側もかなり綺麗なスタジアムです。収容人数は4万人強らしいです。

場所ですが、サンパウロ市内からは少し離れたItaquera(イタケラ)という地域にあります。地下鉄3番線(赤・Velmelha)・CPTM11番線(コーラル・Coral)を利用してItaquera Corinthians駅で下車すれば、駅前にすぐアリーナがあります。CPTMを利用できるのであればそちらの方が早くつくことができますが、乗り換え等を見ながら行きましょう。

試合開始の1時間前には到着できるようにしよう

少しづつしか進まない行列

少しづつしか進まない行列。それでも2時間前に到着すればこの程度で済む

駅に着くまでは難しくないのですが、問題は駅から会場まで。厳重な警備で持ち物確認をそれなりに時間をかけて行うため、渋滞が発生します。これはコリンチャンスに限らず、リオデジャネイロの会場でも同じだと思います。十分に余裕を持っていきましょう。

また早めに行くメリットとしてはいい席を確保できるということでしょう。会場の席は一つ一つ指定されている(ものもあるかも知れませんが)わけではなく、ブロックごとに区切られているため、早めに行けば同じブロックの中でも前の方の席を選べます。

今回のサッカーの試合では1時間前までガランガランだったのが、キックオフの時には95%以上埋まっているという状況でした。ギリギリにくるブラジル文化もあるのだと思いますが、早めに到着する日本人には有り難い話です。

地元ブラジル戦であるにも関わらず、雰囲気は意外とやわらかい

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今回ブラジルホーム戦ということもあり、観客席はブラジルカラーで覆い尽くされていました。ただ、雰囲気は思っていたものとは少し違いました。

確かにブラジル人として熱狂はしていたのですが、クラブチームのそれに比べると少し落ち着いています。今回の席がゴール裏立ち席ということで、会場の中では最も過激な人たちが集まるのだと思いますが、それでも暴れたり、過激な格好をしている観客はいません。

オリンピックということで、警備やルールが厳しいという事情もあるのですが、本場ブラジルのサッカー狂を見たいという方にはちょっと物足りないかもしれません。

逆に言えば、それなりの熱狂を安全に楽しみたいという方にはオリンピックサッカーはぴったりです。

後日談

現地の友人に聞いたところ、ブラジル人にとってオリンピックは最高のメンバーで望む試合ではない(上限年齢がある)ため、そこまで重要ではないのだそうです。ナショナルメンバーでも、ワールドカップなどであれば最高潮の盛り上がりを見せるとのこと。いつか見に行きたい。

飲み物・食べ物はオリンピック価格。先にお腹は膨らませておこう

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会場内への飲食物の持ち込みは禁止されていおり、飲み物・食べ物は会場内で購入することになります。

ショップのスタッフに直接注文することもできますし、「Caixa(会計)」と書いてある看板を背負ったスタッフに声をかけて欲しい商品を伝えればチケットを販売してくれるので、それをカウンターに持っていくことで、購入が可能になります。

で、これは仕方ないのですが、とにかく値段が高いです。真偽は不明ですが、どこの会場でも同一料金同一メニューとなっているようで、例えばロング缶ビール13レアル(約390円)、500mlペットボトルコーラ10レアル(約300円)といった具合です。これらは通常のレストランであればそれぞれ8レアル、5レアルといったところでしょう。

またポップコーンも12レアル(約360円)くらいしていました。その他にピザやポテトチップスなどもありますが、値段が高いだけでなくメニューもあまりありませんので、外でお腹を膨らませてから入場するのが良いかもしれません。

過度な心配は必要ないように思うリオ・オリンピック

少なくとも会場内はとても落ち着いていて、みんな礼儀正しく見ていると思いました。

また日本人だと分かるや否や「俺は六本木行ったぞ!」とか「2012年に日本で見た試合は良かった!」とかかなり気さくに声をかけてくれて、ブラジル人と気持ちを一つにして試合を楽しめました。

様々な報道があることは承知しつつも、こんなに楽しくて安く楽しめるオリンピックを楽しまない手はない!と言いたくなるようなリオ・オリンピックだなと思うのでした。

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