日本から長い長いフライトを経てようやく到着するブラジル。
長いフライトが終わり、さて空港から市内のホテルまで移動しようという時にほとんどの方はタクシーを利用するのではないでしょうか。
タクシーは気楽に到着地まで連れて行ってくれる一方で、結構いい値段がします。サンパウロの場合、グアルーリョス空港から市内まで100レアル(約3,500円)は下りません。 トイレ、Wifi付きのシャトルバスも出ていますが、こちらも50レアルほど。ブラジルで50レアルあれば一回飲みに行ける金額です。
そのため一番のオススメは市バスを使う方法です。これがかなり安く移動できる知る人ぞ知る移動手段なんです。
費用負担の軽さは頭一つずばぬけた市バス
シャトルバスと異なり、一般市民の足として活用されている市バスだけに値段はなんと「5.55レアル(2016年5月現在。約170円)」。 空港と地下鉄駅Tatuapé 駅をつないでいます。
Linha: 257 | GUARULHOS (AEROPORTO INTERNACIONAL DE SAO PAULO) SAO PAULO (METRO TATUAPE) |
この Tatuapé駅はLinha Vermelha(赤い路線)を走る主要路線の駅で、中心部へのアクセスも容易です。 さらに、このバスは15分ごとに発車しているため、到着時間や出発時間を細かく気にする必要がありません。とりあえず駅に行って少し待っていればすぐにバスがきます。
さて、気になる移動時間ですが、公式では1時間程度とされています。
しかし、実際に乗車したところ30分程度(土曜日午前中)で到着しました。 余裕を見る必要はありつつも、タクシーと比べても大きくは変わらないのではと思います。 またシャトルバスのようにWifiやトイレといった設備は無論ついていませんが、空港や宿でもWifiは使えますからそこまで困ることはないでしょう。
これがバスの外観です。
乗車は前からで、運転手さんに直接お金を支払えば大丈夫です。お釣りも出してくれます。
空港、駅の各発着場所は以下のとおり。事前に確認しておきましょう。
空港(国際線・到着ゲート)
出口を出て、横断歩道を一つ渡った横断分離帯にあるそうです。 写真がないですが、バスが多く停車している中から「257 Metro」の表示があるものを探しましょう。 周りの人に聞くときは、タクシーチケット売り場のお姉さんは英語が通じますので、聞けば場所を教えてくれるでしょう。
空港(国内線・ターミナル1・到着ゲート)
こちらも出口を出て横断歩道を一つ渡った中央分離帯にあります。 明確なバス停はありませんが、出口から見て右側で待って、「257 Metro」のバスが来たら手を上げましょう。
たまに満席で乗れないこともありますが、すぐに次のバスが来ますので、そちらに乗りましょう。
Tatuapé 駅
改札を出て左に進み、階段を降りた所にバスターミナル(Tarminal Norte)があります。 以下の標識を見つけて下さい。
初めてのブラジルで夜間だとタクシー利用をオススメしますが、それ以外の場合は十分にチャレンジする価値のあるバスです。
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