2ヶ月弱でブログ100記事書いた数字・気持ち・考え方の変化

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このブログを初めて約2ヶ月。たぶん100本目の記事を書いたのは2ヶ月弱くらいだったと思います。

この100本というのは後述する通り、色々と意味のある数字で、僕もブログを始めた当初様々なサイトを見ていく中で、一つの目標としてきた数字です。もちろんひとつの通過点ですが、これからの記事やサイトの改善方向性を意味出す上で一回振り返る必要のあるポイントだと考えています。

そんなわけで、世の中に無数にいるブロガーに倣って僕も100本記事書いてみましたレビューをしたためてみたいと思います。

  

記事を100本書く意味とは

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何故ブログ記事を100本書くことを一つの目安にするのか、また100本記事でのサイト運営変化をレビューするのか。僕なりに調べたり、考えたりしたところでは以下のような意味があるのだと思います。

PV(ページビュー)が増加するポイント

ブログを書いていて何がモチベーションになるかって、一番は「多くの人が読んでいる」すなわち「人に必要とされている」ということでしょう。

では、どのようにして読んでもらうかというと、自分の記事が誰かのGoogle検索に引っかかる必要があります。

で、どのようにして検索に引っかかるかというと、一つにはGoogle検索に価値のある記事であると認知してもらう必要があります。

で、最後のオチとして、Google検索が価値のある記事と認知するためには、記事が定期的に投稿され、記事数が相応にある、つまりきちんと運営されているサイトであると理解させる必要があります。

これを多くのサイトでは「3ヶ月で100本記事を書く」と表現しています。そして元ネタは多くのブロガーのバイブル的な存在となっている「ブログ飯」でしょう。

100本記事を書くとGoogleが”それなりに真面目に運営されていて、検索結果に表示してあげてもいいかな”となりまして、PV(ページビュー)が増加してくるというわけです。

最初はとにかく検索に引っかからず、修行のような日々があるわけですが、100本までは頑張ろうとみんなが歯を食いしばっているのですね。

ブログ記事の品質向上のポイント

数をこなせばコストが減少していくというのは科学的に証明されている命題です。いわゆる経験曲線と呼ばれているものです。

ある商品を生産している工場で、生産を開始した当初は不慣れなためにミスが発生したり、余分に材料を使ってしまって、一つあたりのコストは相応にかかります。しかし繰り返し生産を繰り返していく内に労働者は手際よく生産を行っていき、作業に無駄がなくなっていくためにコストは減少してくことになります。

さて、ブログについても記事を何度も書いていく内に文章の構成や言い回しに慣れていき、初期に比べるとブログ記事作成のコスト=時間や消費エネルギーが減少していく傾向にあります。

思うに、ブログ記事に係るこうしたコストが減少することは、ミスの減少のみならず、新たな思考を生み出す余裕を創りだすように思います。

今までなんとか記事をまとめようとしていたものが、より面白く分かりやすく伝えるためにはどうすればいいだろうかと考えることができるようになることは、まさしく”記事の品質向上”そのものです。

心理的な達成感のポイント

100本というのは、俗にいうキリ番です(最近聞かない言葉ですね)。

人はキリのいい数字が大好きです。キリのいい数字を基準にして考える傾向があります。

例えばある会社の株価が490円の時に人は500円を超えたら売りに出そうと考えます。510円の時に520円で売りに出そうとはあまり考えません。もし前者のように考えるのであれば、後者のように考えない理由がありません。無論別の理由があれば別ですが、多くの人はキリのいい数字を基準に考えます。

もちろん記事数99本でもいいわけですが、100という数字に大きな意味を与えて、これを達成することで”頑張った!”という自己満足を得るには素晴らしい基準です。

100本記事達成により見える3つの変化

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僕の場合は現状かなり時間を持て余しているということもあり、約2ヶ月で100本に到達しました。1ヶ月50本、1日1.7本ペースになります。

最初の1ヶ月は1日2本ペース、後半少しペースを落としている現状です。

さて、このように2ヶ月間で100本の記事を書いてみたわけですが、実際にどのような変化を感じているのか3つの視点で振り返ってみたいと思います。

数字の変化

現在のGoogleの規約ではGoogle analyticsのデータ等をブログに転載してはいけないそうなので、ざっくりとしたところでご紹介します。

始めた当初は1日10PV以下、おそらくほとんどが僕の知人だと思います。そこからの変動を説明するのが非常に難しいのですが、1ヶ月後で1日平均50PV程度、2ヶ月後の今で1日200前後くらいの水準です。(自分のアクセスは除外設定しています)

数字の把握が難しい理由の一つが変なヒット記事が出てしまい、その記事だけでPVが膨れ上がった期間があったためです。例えば以下の記事。

なぜリオ・オリンピックで過去最高900万のコンドームが配布されたのか
今年のリオ・オリンピックまで残り1ヶ月のブラジル。 そんなブラジルにこんなニュースが舞い込んできました。 ブラジル政府は性感染症の予防とアマゾンの熱帯雨林保護を呼び掛けるため、リオデジャネイロ五輪(8月5日開幕)の期間中、900万個ものコン...

今でもアクセスが多いのですが、この記事をリリースした日にどなたかがTwitterで紹介して下さり、これにより1日200PVになってしまいました。

なお、100本記事を色々と見られている方に一つ伝えるべきこととして、はてなブログなどのブログサービスを利用している方と僕のようにWordpressなどで独自にブログ作成をしている人の初期のPVは大きく異なります

これは、はてなブログの場合コミュニティ内で閲覧される数が相応にあるためです。いわゆる”はてブ”というものです。

長期的には差は小さくなるよう、またそれぞれにメリット・デメリットがあるのでどちらが良いという話ではありませんが、そのサイトが何により運営されているのかを確認することをお勧めします。Wordpressを利用している人がはてなブログのレビューを参照することで、無駄に落ち込む必要はない、と信じています。

気持ちの変化

とりあえず100本記事を書くことで読者数が一定程度まで増加するため、気持ちが安定します。誰も読んでいないブログを書き続けるのは結構辛いものです。

もちろん全ての通過点の一つですが、読者の反応が見える水準になったことで、ここからは1日1本ペースでいいかなと思っています。ブログだけで生計を立てていくわけではありませんからね。

一方で、そうした”ブログ飯”を目指す人にとっては総合で100本どころか、月100本ペースは必要であるといくつかのブログで見かけました。ここまでやってしまうとストレスにしかなりそうにないので、ゆっくりとブログを楽しむ人にとってはここらが一旦休憩場所としていいのかなと思います。

考え方の変化

これはほとんどのブロガーが言っていることですが、ブログを書くということは生活の全てがネタになります。どこかにネタがないか、今の活動がどうしたらネタになるか常に考えるようになります。

日本というのは多くがシステム化されており、思考を継続するのが難しいというのが個人的な感想です。会社の仕事さえも思考せずに、ルーチンに従っていくことがほとんどでしょう。

そういう意味でブログを始めるということは、常に頭の中で目の前の現象を整理して、再構築して、そして文章としてアウトプットする貴重な機会になります。

また普段からそのような思考を習慣化することで、いざという時のビジネスの会話ネタになると思います。多くの事象は同じような枠組みを持っていて、直接関係している話ではなくても、ブログでの思考を例示することで会話に刺激を生み出すことができると思います。

さらに付け加えるならば、文章として書き出すことで自分の思考の不足を発見することができます。

僕も記事を定期的に見返してみて修正を入れるなどしていますが、やはり一人で運営しているとミスや言葉不足は避けられない問題であり、自分がどのようなミスをするのか、分かりにくい言い回しがあるのか、自身で発見できることは自身の成長につながります。特に癖のように使っている言い回しが文章にくどさを与えていることは多々あります。

とはいえ、まだまだ改善点が多すぎて、少しずつ過去記事の修正を行っていまる状態ではありますので、偉そうなことは言えないのですけれど。

これからのブログの方向性の見出してみる

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さて、ここからですが、本数は1日1本を目指していきます。ペースを落としながらも、今まで全力で進んでいたところから、自分のフォームをゆっくりと確認しながら前に進むスタイルに切り替えます。

また今までの記事をアーカイブとして整理しなおしたいと思います。100本記事を書いて、さらにカテゴライズしていますが、やはり本当に必要な人に必要な記事を見つけてもらうことの難しさを痛感しているからです。

【後日まとめました】 100本記事達成ブロガーへ。投稿記事全てをまとめたサイトマップページ作成のススメ

理由は2つ。

一つはブログ記事は一時点での情報であることが多く、他の記事との組み合わせによる相乗効果を提示することが難しいように思うこと。例え記事間にリンクを貼ったとしても、ブラジル旅行や生活という一連のストーリーの中で各記事がどのような役割を果たしているかを見せるのは難しいです。

もう一つは、その一連のストーリーの中でどのような情報が欠如しているかを自身が把握したいからです。「バスの乗り方は書いてあるけど、チケットの買い方はない」というような例ですね。ネタとして小分けにする中で、どうしてもこのような穴が存在していて、読み手としてはもっとこういう情報が欲しいという需要を持っていると思います。

まだまだこれからですが、200本目になったら、また簡単なレビューをしていきたいと思います。引き続きご愛顧のほどを宜しくお願い致します。

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